内容説明
縮小計画を捨て、事業と戦力(人・風土)の両輪改革で再生・成長・自立させたケースを迫真のドラマで描く。
目次
プロローグ 成熟市場を掘り起こせ
第1章 大企業子会社の閉塞感―悪循環の「根っこ」をつかまえる
第2章 起き上がる組織―組織の二重構造を解きほぐす
第3章 ものづくりと生産性―陸の孤島のガラパゴス工場
第4章 立ち上がる未来―100億の夢の打上げ
第5章 開ける視野―「力の束」とイノベーション
第6章 明日への道筋―幹部たちの中計づくり
終章 ぶれない軌道を描く未来への「両輪」
著者等紹介
遠藤咲子[エンドウサキコ]
(株)スコラ・コンサルトプロセスデザイナー。神奈川県出身。富士通の管理本部、大手人材派遣会社グループ企業の人材教育コンサルティングを経て、スコラ・コンサルトに入社。大手自動車メーカーのディーラー経営者向け「経営トップマネジメントセミナー」を企画、実施。その経験から、改革の意思を持つ中堅中小企業の経営者を支援する「経営者アカデミー(現・経営者オフサイトミーティング)」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
6
数年前にスコラ式風土改革の本を初めて読んだが,組織開発を学んだ後に読むと,印象が違う。これは,まさに組織開発の本だ。対話型組織開発の物語といえる。社員の主体性の獲得という最近の僕の問題意識を考える上でも参考になった。組織開発を物語調に学ぶには良書。2020/08/08
KOBAYASHI
0
△2011/08/30
akanishi
0
ところどころ胸がひりっと痛む。 「本社からもことあるごとにそう言われる。でも俺たちの仕事は限られた時間で、いかにたくさん製品を生産するかが勝負なんだ。本社の言うとおりになんかやっていたら、肝心なときに製品が足りなくなってしまう」2011/05/24