俺は、中小企業のおやじ

電子版価格
¥1,870
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

俺は、中小企業のおやじ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532314385
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

”オサム語録”名言の数々を巻末に収録。
「できない理由を聞くヒマはない。どうすればできるかを言ってくれ」
「止まったら負け」
「工場にはカネが落ちている」
「どこの国でもいいから1番になりたい」

内容説明

かつてない危機をどう乗り越えるか。創業期以来の数々の苦境を乗り越え、いままた世界自動車不況に敢然と立ち向かう!スズキ会長兼社長が初めて語る。

目次

第1章 ピンチをチャンスに変える
第2章 どん底から抜け出す
第3章 ものづくりは現場がすべて
第4章 不遇な時代こそ力をためる
第5章 トップダウンはコストダウン
第6章 小さな市場でもいいから1番になりたい
終章 スズキはまだまだ中小企業

著者等紹介

鈴木修[スズキオサム]
スズキ株式会社代表取締役会長兼社長。1930年1月30日、岐阜県益田郡下呂町(現下呂市)生まれ。中央大学法学部卒業後、銀行勤務を経て、58年4月、鈴木自動車工業(現スズキ)に入社。2代目社長、鈴木俊三氏の娘婿となる。63年11月、取締役に就任。67年12月に常務、73年11月に専務、78年6月に社長就任を経て、2000年6月から会長、2008年12月には再び社長を兼務する。ハンガリー名誉総領事も務める。徹底して現場にこだわる強いリーダーシップで、社長就任時に売上高3,232億円だったスズキを、30年間で3兆円企業にまで育て上げた。この間、軽自動車トップの地位を固めるとともに、インドやハンガリーでの現地生産、米GMとの提携などを進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

95
鈴木修さんがよく分かる唯一無二の本。出版された時に欲しかった本だが、手に取らず来てしまった本。しかし思うのは、徹底した現場主義であり、身の丈を知った経営であり、豊富な経験が培っているものであると思う。だから中小企業の親父という題名はそのものである。ただ、ここまで長く会社にいるということは通常不可能であり、課題は明白で、ここまでの名経営者になってしまうと後継者がどうなるか?だけになってしまうことだと思う。本書は、ノンフィクションとしても自動車好きとしてもビジネス書としても楽しめ、示唆・勉強になる一冊だった。2017/06/06

R

34
自動車メーカーのスズキを大きくしたスズキ社長の自伝でした。いかにも昭和の男という表現が似合う語り口で、質素倹約を奨励し、時間と空間と人の無駄を嫌う考え方が骨の髄まで沁みているようでした。アルトの発売や、インドでの成功など成功話だけではなく、イタリアやアメリカでの失敗について、言い訳がましい分析ではなく、失敗を認めて高い勉強代であると割り切って、次への成功へと進んでいく姿が印象的でした。題名の通りでもあり、名士だと思いました。2016/11/26

テツ

26
最近も150ccのジクサーがインドで賞を取りまくったりして(試乗しましたが本当に良いバイクでした)上手い具合に隙間を狙って成功するイメージがあるスズキ。タイトルの『俺は、中小企業のおやじ』が示すように、巨大じゃないからこそできる小回りのきく経営が功を奏すことってビジネスの世界では多々あるのかもしれませんね。どんな職種であろうと現場主義でいることは大切なんだろうな。経営のことは全く解りませんが鈴木修さんの人生とそこから生まれた目線はとても面白く勉強になりました。2018/03/26

にく9

18
ワンマンで有名な方なので、現場社員の方の受け取り方はまた違うんだろうな、と思いつつ。徹底した現場主義、最低限のコストで最高品質の製品を生み出す、日本のものづくりの強さを目の当たりにできる。現場も知らず会議室でレポート見ながら何もかも判断するのが正しいとおもわないけれど、このトップだからありえるオペレーションだろうな。昔ながらの会社の企業を考えている人にはとても参考になるのでは。2013/11/26

ジェンダー

12
自叙伝でもあり後発企業が利益を生み出したら良いか知れる作品で25年毎に危機が来るっていう言葉が印象的でした。2013/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/121404
  • ご注意事項