トヨタの知識創造経営―矛盾と衝突の経営モデル

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  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532314019
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

出版社内容情報

トヨタの「本当の強み」はどこにあるのか。これまで明らかにされなかった「経営のソフト面」に焦点を合わせ、6年間におよぶ調査研究、220名以上の経営陣・従業員へのインタビューを敢行。トヨタ研究の決定版。

内容説明

6つの特徴的な力が、トヨタを成功に導いていた!これまで明かされなかった経営の「ソフト」面から、自己革新を続けるトヨタの実力を解き明かす。人材力と組織力を連続的に成長させる新時代の経営モデル。

目次

第1章 トヨタ―創造的対立の力を活かす組織
第2章 トヨタを拡張し、同時に繋ぎ止める六つの相反する力
第3章 不可能な目標
第4章 実験への熱意
第5章 現地顧客対応
第6章 創業者の哲学
第7章 トヨタの神経システム―人間版ワールド・ワイド・ウェブ
第8章 アップ・アンド・インの人的資源管理
第9章 トヨタの資源ベース
第10章 常に危機と隣り合わせの会社
第11章 トヨタから何を学ぶことができるか―10の強力な矛盾

著者等紹介

大薗恵美[オオソノエミ] [Dorton,John Kyle]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授。一橋大学卒業。ジョージ・ワシントン大学でMBA、一橋大学で博士号を取得。早稲田大学アジア太平洋研究科専任扱い客員講師、一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師を経て現職。一橋大学大学院国際企業戦略研究科が2000年に創設した、優れた競争戦略に対して与えられる「ポーター賞」の運営委員

清水紀彦[シミズノリヒコ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授。慶應義塾大学卒業。スタンフォード大学でMBAを取得。マネジメント・コンサルタントとして30年以上の経歴を持つ、ボストンコンサルティンググループの元パートナー。早稲田大学アジア太平洋研究科教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。2005年に創立された一橋ナレッジ・インスティテュートの初代理事

竹内弘高[タケウチヒロタカ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科長。国際基督教大学卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院でMBA、博士号を取得。ハーバード大学ビジネススクール助教授、一橋大学商学部助教授、同教授を経て現職。日本初の専門職大学として2000年に開校した一橋大学大学院国際企業戦略研究科の初代研究科長に就任

ドートン,ジョン・カイル[ドートン,ジョンカイル]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士課程在学。マサチューセッツ工科大学卒業、ボストン大学で修士号(メカニカル・エンジニアリング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科でMBAを取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

16
これまで色々と本に書かれていたトヨタ生産方式(TPS)は、言ってみればハード的な観点から見たトヨタの強みです。 この本で取り上げているのは、人材開発、企業文化といったソフト的な観点から見たトヨタの強み。 トヨタを拡張し、同時に繋ぎ止める六つの力(しかもそれらは矛盾して衝突することもある)を以下に特定して、それらの六つの力を解説してくれます。 ・三つの拡張力  1. 不可解な目標  2. 実験主義  3. 現地顧客主義 ・三つの結合力  4. 創業者の哲学  5. 神経システム  6. アップ・アンド・イン2020/02/05

もりけい

0
トヨタ自体が組織的に内部は強い結合性を持ちつつ、高い拡張性をもつという一見相反するところから進化し続けているのだとのこと。2014/02/09

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/df47a00b9595700aea569c6d544e3b06 https://note.com/norio0923/n/n939e381fac5b2008/08/19

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