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会計不正―会社の「常識」監査人の「論理」

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  • サイズ A5判/ページ数 403p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313944
  • NDC分類 336.97
  • Cコード C0034

内容説明

不祥事の温床となる“倫理なきシステム”。「内部統制時代」の財務報告と監査のあり方を真正面から問う。

目次

第1章 会社に何が起きているのか
第2章 経営者はなぜ会計不正をするのか
第3章 企業の社会的責任は存在するのか
第4章 監査人は何をしているのか
第5章 監査人はなぜ会計不正を見逃すのか
第6章 統制環境をどのように考えるべきか
第7章 不正を許さないシステム
第8章 監査人は会計不正にどう対応すべきか
参考資料 日本の会計不正・企業不祥事の歴史と監査制度等の変遷

著者等紹介

浜田康[ハマダヤスシ]
1952年生まれ。1975年早稲田大学理工学部卒。1977年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1979年公認会計士登録。中央青山監査法人勤務を経て、現在、あずさ監査法人代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

6
2008年発行の本を文庫化したということでケースや監査制度の近況についての情報は時代を感じるが、COSOフレームワークやJ-SOXについての概要を教えてもらえた他、監査法人の苦労や仕事をされる際のあるべき姿勢を知れたので十分有用でした。会社で働いていると時々入る監査、内部監査ってどういうことを議題にしているのか、社内制度づくりのもとはどういうことなんだろうか、どうしなければいけないのかを知れるので監査関連の本は他にも読みたいなと思いました。2020/05/10

ちゃーりー

3
不正検査の勉強をしているので、読み物として手に取りました。不正を防げないのは、日本のガバナンスが、「3線」モデルとして、態勢に欠陥があるからだと、あらためて思います。2019/03/18

laagavulin

1
事例が面白かったが、中でもソフトウェア会社の不正が身近な感じがして特に興味深かった。会計等の不正は凶器を持って誰かを傷つける犯罪とは異なり、被害者を直接認識しないから犯罪をしている実感が湧かない、という記述が印象的。2011/12/06

chia

1
後半は監査論的内容なのであまり目新しい内容はなかった。前半の事例分析が興味深い。最後の不正・不祥事の年表を使って今後いろんな不正を調べようと思った。2011/10/21

まーくん

0
前半史実、後半規定という感じで読みやすい文章でした。書いてあることは平易ですが考えなければならぬ内容です。2013/12/15

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