最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

マーカス・バッキンガム/加賀山卓朗

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2006/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 315p／高さ 20cm
• 商品コード 9784532312633
• NDC分類 336.3
• Cコード C0034

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あすなろ]

リーダーの条件とは、①考える時間を作る、②慎重にヒーローを選ぶ、③練習する、であり総称して明確に示すということである。それら様々なエッセンスがマネージャーとリーダー育成の為に書かれた本。ケース例がサービス業多い気がしたが、なかなか示唆に富む本だと特に中盤から感じた。ただ、どうしょうもないと感じたら転職を著者進めてしまうのであるが…。こういう本は、頭で少し寝かせてまた再読するに値する本だと感じている。そして、勘違いしがちな世論や実務でのマネージャーとリーダーの違いについても熱意を持って論じられている。

2019/05/26

[もりやまたけよし]

マネージメント、リーダー、個人の成功について、著者の経験から導き出された要点を、事例を集めて綴ってます。直感で凄いと思わされました。できれば書き出して覚えたいものです。

2019/08/02

[あろは祭り]

とても良い本。混同されがちなマネジャーとリーダーの違いを一言で明確に示し、一番大切なことを教えてくれる。卓越した業績を上げたリーダーやマネジャーの特徴や共通点を帰納的に結び付け、エッセンスを凝縮。忙しい人は、本書ジャケットそでの記載とエピローグを読むだけでＯＫ。勇気をもらえるバイブル！じゅんじゅわ～♪

2015/06/10

[izw]

今年度、自部門で始めたマネジャー研修の講師が推薦していた本。この本では、マネジャーとリーダーを明確に区別していて、すぐれたマネジャー、すぐれたリーダーのそれぞれに共通する資質、考え方は何かを、多くのマネジャー、リーダーとして成功している人を通して追及している。結論としては、単純な言葉に集約されているが、そこに至る過程と、それを補足する行動について、数多くの実例をもとに解説されている。

2016/10/21

[uD]

著者の薦める「部下に気遣いを示す」について、「はっきりと、意図的に、言葉で」できているかというと正直かなり怪しい。自身の価値観に「恩着せがましいのは好まない」があるせいで実践し辛いものの、効果があるなら天秤にかけるまでもないかな。でも限界効用は逓減するんだろうなと思いつつ。。他に印象に残った文は「優れたマネジャーはチェスをする」「部下の欲する“観客”が少しずつ違うことに気づいている」など。 にしても、飴と鞭とは言うが最近読む本は悉く「褒めて伸ばせ」タイプで甘味だらけだなと感じる。偶然か？時代か？お告げか？

2023/03/28