ソニーとSONY

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532312602
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0034

内容説明

出井ソニーはどこで迷ったのか?ストリンガーはどこへ向かうのか?

目次

第1章 千里眼の死角
第2章 いらだつ神官
第3章 遺産の限界
第4章 二人の王様
第5章 賢人会議
第6章 君主交代
第7章 西から昇る太陽
第8章 それぞれのリセット
第9章 六十年目の逆説
第10章 断絶からの出発

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NORI

4
SONYは創業者井深大と盛田昭夫の時代から始まり、数々の発明品を世に出してきた。憧れのブランドであったSONYの凋落ぶりには驚いた。任天堂との提携が白紙撤回になったり、買収したコロンビアがたくさんの負債になったりと散々だと思いました。会社もデカくなり過ぎると、舵が効かなくなりますね。それでもプレイステーションの生みの親、久夛良木健の熱い想いはすごいなと感じました。2015/07/19

アンゴ

2
★★★☆☆ なぜSONYが変わってしまったのか、APPLEに革新者の座を明け渡してしまう過程はどうだったのかを知りたく手に取る。少し古い著作だが、取材をもとにモノづくり技術の革新精神でブランドを構築した創業者世代から、モノを創らず消去法で飛び級最高経営責任者に就任した出井伸之体制への経緯、ソニーショック、ストリンガーへのバトンタッチまでを著す。経済環境変化の中、巨大化と複雑化と共に経営精神を変えざるを得ないと判断した結果、強味であった革新精神を、守勢に入らせてしまったと読める。正直、もったいない。2021/11/19

ぱんぷきん

1
SONYの歴史を知らなかったので、読んでみた。大分前の作品であるものの、業績不振に陥り始めた頃の作品であるため、内部が混乱していたことが良く分かる。出井CEOの方向性自体は決して間違っていなかったように思えるものの、技術屋でない人間が舵を取るのに難しすぎる企業だったように思う。この手の本だと通常最後に希望的観測が述べられるものだが、ストリンガーCEOに人事交代がされても、決して前向きな意見が出てこないあたりにSONYの先行きの暗さが見て取れる。流れを理解するためにも、この後を収めた書籍も読んでみたい。2016/12/10

世界史B

0
近年のソニー内部でいったい何が起きていたのか、出井首脳部を軸に描かれた良書。2013/12/13

omohiro atanaka

0
ソニー…2009/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/86799
  • ご注意事項