内容説明
「独裁者」「バカ殿」と呼ばれながら、信念で貫いた世界企業への改革。武田薬品工業会長の「私の履歴書」待望の単行本化。
目次
第１部 武田国男・私の履歴書（三男坊；窓際人生；運命のいたずら）
第２部 経営者・武田国男（最近思うこと（二〇〇二年十月二十四日・東京甲南会記念講演）
“変えなければならないもの”と“変えてはならないもの”―経営改革と「くすりの哲学」（二〇〇四年五月二十九日・甲南高校同窓会記念講演）
武田薬品略史と武田国男の経営改革
武田国男語録）
著者等紹介
武田国男［タケダクニオ］
１９４０年生まれ。１９６２年、甲南大学経済学部卒、武田薬品工業入社。１９９３年、社長。２００３年より会長。１９９９年より関西経済連合会副会長。２００３年より日本経済団体連合会副会長。２００４年より日本製薬団体連合会会長
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感想・レビュー
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貧家ピー
3
勉強してこなかった、友達が少ないし落ちこぼれだと、再三書かれているが、実際はそうではないだろう。父親の言動をしっかりと覚えていて、一つ一つやり通した結果ではないだろうか。2005/10/04
Shintaro Ohe
0
フジタさんにお借りした本。軽い本だったので昨日読み始めて本日読了。ケーススタディで改革の一部を知っていたので、なるほどなーって感じで読んだ。信念のある人だと思う。ガースナーの本にもあったが原則で考え、行動する。そしてその原則を曲げないって大事だなーと思った。あと、やはり海外でのタフな経験って必要だなー。ただいま井の中に入りて9年目。不味いことになってないか不安。2016/04/12
Tomohisa Fujita
0
武田薬品工業の創業家6代目の三男として社長の座につき、バブル崩壊後の93年からの10年間にわたり組織改革の大鉈をふるった武田國男氏。ビジネススクールのケースで知り、その人物像に興味がわいて手に取った一冊。オーナー社長の印象でケースを読み込んでいたけれど、長男とは異なり、三男として帝王学抜きで育てられ、青年期を過ごしたからこその個性が面白い。古い体質をズバズバ変えて国際競争力をつけていったイメージではあるが、「変えなければならないものと、変えてはならないもの」の哲学があって取り組んだ所にそのすごさがある。2016/03/04
k_jizo
0
★★すばらしい経営者2009/03/08
