内容説明
ファシリテーションは日本でもビジネスのあらゆるシーンで用いられるようになってきた。本書はビジネスマンの必須スキルとなったファシリテーションの基礎を、「推察」と「介入」に分類し、それらを効果的に運用するための「9つのルール」を徹底的に解説。著者の豊富なコンサルティング経験から得られた実例を用いて、グループ・メンバーの心理や感情と、それらに起因するミスを防ぐ方法を伝授。本書はまさに実践ファシリテーターのための最高の1冊である。
目次
第1部 ファシリテーションの効果(“プロフェッショナル・ファシリテーター”アプローチと原則)
第2部 グループの現状分析(絶対に成功するファシリテーション理論;高能力グループのための9つの基礎ルール;グループ能力を高める言動と低める言動の分析)
第3部 グループへの介入(介入の判断;介入の仕方;基礎ルールを使って介入する;感情への対処法)
著者等紹介
シュワーツ,ロジャー[シュワーツ,ロジャー][Schwarz,Roger]
タフツ大学卒業後、ハーバード大学教育大学院にてM.Ed.を取得し、ミシガン大学大学院にてPh.D.取得(組織心理学専攻)。ノースカロライナ大学教授を経て、1996年にロジャー・シュワーツ・アンド・アソシエイツを設立。ファシリテーションを中心としたコンサルタントとして、全世界で講演、ワークショップを開催し、フォーチュン500企業や、連邦政府・州政府などの官公庁へのコンサルティングを行っている。ロジャー・シュワーツ・アンド・アソシエイツ創業者兼CEO
寺村真美[テラムラマミ]
(株)博報堂営業統括局ナレッジスーパーバイザー兼博報堂オリジナルワークショップ(HOW)ファシリテーター。1990年慶応義塾大学文学部哲学科卒業。HOWプロジェクト全体をプロデュース。世界最先端の広告ナレッジを取材中にワークショップ手法・ファシリテーションに出会う。以降、ワークショップの実践多数
松浦良高[マツウラヨシタカ]
(株)博報堂第6ストラテジックプラニング室マーケティングプラナー兼博報堂生活総合研究所研究員兼博報堂オリジナルワークショップ(HOW)ファシリテーター。1997年学習院大学法学部法学科卒業、1999年米国ジョージ・ワシントン大学大学院修士課程東アジア研究専攻修了。おもに中華圏を中心としたグローバル・ブランディング業務に従事しながらも、HOWファシリテーターとしてさまざまなクライアントのワークショップを担当
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感想・レビュー
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