ホンダのデザイン戦略経営―ブランドの破壊的創造と進化

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532312169
  • NDC分類 537.1
  • Cコード C3034

内容説明

トップから従業員一人ひとりまで、全員がデザイナー!開発から製造・販売までをラグビー方式で束ねるホンダの強さの秘密はここにあった。本田宗一郎に学び、同社のデザイン戦略をリードしてきた著者(岩倉)の体験を基に、デザインが企業に与えるダイナミズム=破壊的創造力を解説。

目次

第1章 デザイン力で会社を変える
第2章 卓越した企業のデザインマインド
第3章 「らしさ」を伝えるデザイン
第4章 ホンダの商品開発―ブランドの構築
第5章 ホンダにみるデザイン進化―ブランドの破壊的創造
第6章 “ワイガヤ”―組織文化とデザイン
第7章 ホンダにみるデザインマネジメント戦略
第8章 「デザインちから」を考える

著者等紹介

岩倉信弥[イワクラシンヤ]
多摩美術大学教授、立命館大学客員教授。経営学博士。1939年、和歌山市生まれ。64年、多摩美術大学卒業後、本田技研工業に入社。本田宗一郎の薫陶を受け、ホンダのデザインの担い手となる。95年常務取締役(四輪事業本部商品担当)。2000年より現職

岩谷昌樹[イワタニマサキ]
東海大学政治経済学部経営学科専任講師。経営学博士。1973年、倉敷市生まれ。2001年、立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程修了

長沢伸也[ナガサワシンヤ]
早稲田大学ビジネススクール教授。工学博士。1955年、新潟市生まれ。78年、早稲田大学卒業。80年、同大学院理工学研究科博士前期課程修了。立命館大学経営学部教授などを経て、2003年より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

25
‘05年初版。多摩美教授の岩倉氏は元ホンダで様々な車のデザインを担当し宗一郎氏の薫陶を受けたという。芸術家とデザイナーの違いは作るものが異なる。一方は作品であり、片方は製品。芸術家は個人の為の作品作りが許されるが、デザイナーは共同作業が求められる。この本でデザインの大切さを知れるが、その他に本田宗一郎が消費者の求めるもの、もしくはデザインの大切さを知っていたことに驚かされる。当時のスティーブ・ジョブズと言っていいだろう。デザイナーが影響を受けた世阿弥の「風姿花伝」とは?2018/07/23

SS

0
温故知新。動けばそれは技になっている。2013/02/23

げん

0
1970年代からワイガヤをやってきたホンダ。シビック、オデッセイ、フィットと独創的な車を作れたのはコンセプト作り、技術の仕込みに時間をかけてじっくりと取り組んできたから。最近、ユーザーの観察、ユーザー視点の重要性、モノ作りからコト作りへ、とよく言われているが、実は、以前やっていたことを最近忘れつつあるのだ、ということを再認識することができた。2012/02/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1726631
  • ご注意事項

最近チェックした商品