• ポイントキャンペーン

あきらめの壁をぶち破った人々―日本発チェンジマネジメントの実際

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532311001
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

製薬会社を舞台に、情報システム改革に伴う組織変革、チェンジマネジメントの実際を説き明かす実用企業小説! カウンセリングパワーを持つリーダーの島津課長が、悪戦苦闘しながら成功にまで導くプロセスを描く。

内容説明

あなたの会社と同じように組織の生活習慣病にかかった企業が舞台。登場人物は、お神輿型・軍隊型・団塊型といった困り者の上司、与件遂行型・現実調整型のプロジェクトメンバー、ふがいないボスのためにクーデター型・日和見型・サイレントマジョリティ型の3つに分裂した部下たち―。こんな現実の状況から、次々と立ちはだかる困難の一つ一つを、事務局のリーダー・島津秀之がコンサルタントを含む仲間たちとともにどう乗り越えるのか。そのプロセスと、カウンセリング手法を活用した企業改革ノウハウを、迫真のドラマで描く。

目次

第1章 胎動(1998/04~1998/08)
第2章 情報化プロジェクト発足(1988/08~1998/10)
第3章 コンサルタント導入(1998/10~1998/12)
第4章 プロジェクトリーダーの更迭(1998/12~1999/04)
第5章 コアメンバーの自律化(1999/04~1999/09)
第6章 プロジェクト、動く(1999/10~2000/03)
第7章 あいつぐ関門(2000/03~2000/11)
第8章 崩壊の危機(2000/11~2001/03)
第9章 建て直し、そして海外へ(2001/04~2001/09)

著者等紹介

中尾英司[ナカオヒデシ]
1958年、愛媛県生まれ。84年、北海道大学農学部農業経済学科卒業。大手化学会社に入社後、石油化学部門における生産管理、物流管理、人事・厚生・労務管理・教育に従事。大手医薬品会社との合併により、93年より製薬工場・医薬研究部門における人事・教育をはじめ、研究所から薬事部門にまたがる組織横断的プロジェクトマネジメント、業務改革を主導して活躍。会社では、仕掛人、伝道師、ミスターコーディネーターなどと呼ばれた。個人が自律することが会社を強くするという信念を持つ。2003年に独立、中級産業カウンセラー、家族相談士として活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuma-kichi

1
企業小説。小説として読んでしまうと、ビジネスとして入ってこない。残念。2020/01/26

おたきたお

1
「なぜ会社は変われないのか」を文中に引き合いに出した、カウンセリングマインドを前面に出した本。「なぜ会社は~」よりもよりリアルな人間関係を前面に押した本。類型が典型的で、読みやすい。ただし「全社文書管理システムの構築の仕方」のような方法論のみに目が行くと、ほとんどリアリティはないのでそのような読み方はやめた方がよい。著者の中尾さんはシニア産業カウンセラーで、個人の自律が会社を強くするという信念をお持ちである。共感を覚える。 http://www.jiritusien.com/2006/01/01

所沢

1
本当の問題は、その問題を問題と認識せずに放っておくこと。自覚を促すには感情の問題を解決すること。以上が特に印象に残った。2012/07/15

yuki

1
組織の変革を実現するためには、変革を主導するものが強いポリシーをもち、それをもとにまわりのメンバーをうまく巻き込みながら自律的に動いてもらうことが必要となる。まずは自分のポリシーを築くことからはじめよう。2015/06/03

ポチ

1
なぜ小説風にしたんだろう。書いてある内容は面白いはずなのに頭に入らないです。事実と対策をビジネスの側面から客観的に書いたほうが分かりやすかったのでは……。プロローグの最初の2行、幼稚な台詞で興ざめ。著書のブログがすごく面白いだけに残念。2013/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/310499
  • ご注意事項