出版社内容情報
企業の潜在力をどうとらえ、成長力をどう評価するか? 特許だけなく、戦略やプロセス、革新的なサービスやビジネスモデルも「知財」としてとらえ、会計利益には表れない「企業の真の強さ」を示す枠組みを提示する。
内容説明
いくら革新的なアイデアやノウハウがあっても、企業内にそれを活かす取り組みがなければ収益と結びつかない。会計利益には表れない「隠れた実力」を指標化する新たな考え方を構築した意欲作。
目次
第1章 会計利益では表せない企業の強さ
第2章 知財戦略が生み出す企業価値
第3章 知財戦略で方針を明確にする―開発の戦略的方向性
第4章 「知の拡張」を継続的に行う組織―学習組織
第5章 イノベーション能力をどう市場に伝えるか
第6章 イノベーション能力を指標化する
第7章 市場と企業の新たなビジョン―知識経済社会に向けて
著者等紹介
岡田依里[オカダエリ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。1988年神戸大学大学院経営学研究科博士課程退学後、同年横浜国立大学経営学部助手。同大学講師、助教授、コロンビア大学経営大学院客員研究員を経て、2003年より現職。経営学博士。専門は、知的資産と企業評価、IR
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