出版社内容情報
GE、ソニーなど世界の先進企業が導入してきた経営改善手法シックスシグマ。現状打破の切り札として導入する日本企業が増えている。豊富な事例とツールを交えて、何をすべきかを明快に解説する待望の実践ガイド。
内容説明
メンバー選び、チームを団結させる方法、社内体制の構築など、プロジェクトをスタートさせる前に打つべき手を紹介。プロセス改善の基本サイクルであるＤＭＡＩＣ（定義、測定、分析、改善、コントロール）で「何を、なぜ、どのように」実行するかを、ステップごとに解説。役立つシックスシグマ改善ツールを紹介。使用時のコツもズバリ解説。
目次
第１部 シックスシグマ・チームがプロジェクトをスタートさせる前に知っておくべきこと（シックスシグマのシステム―古くからのビジョンを実現させる新しい手法；シックスシグマの３つの手法―プロセスの改善、創造、管理のための戦略；シックスシグマのための組織づくり―プレーヤーの顔ぶれ；成功するシックスシグマ・プロジェクトの選択―第一歩を正しく踏み出す；チームリーダーのための基本ツール―スタートを切る前に）
第２部 ＤＭＡＩＣの各段階におけるシックスシグマ・プロジェクトチームの活動指針（機会を定義する―シックスシグマ・プロジェクトの適用範囲を定める；「定義」のための強力なツール―正しくスタートを切る；チームの一体化―チーム作りの段階をうまく乗り越える；プロセス・パフォーマンスの測定―測定基準の決定と問題記述書の練り上げ；「測定」に役立つ強力なツール―データの収集と活用 ほか）
著者等紹介
パンディ，ピーター・Ｓ．［パンディ，ピーターＳ．］［Ｐａｎｄｅ，Ｐｅｔｅｒ Ｓ．］
国際的なコンサルティング会社、ピボタル・リソーシズ社の創業社長。同社は、金融サービス業からハイテク産業に至る幅広い分野を対象に、シックスシグマの導入、トレーニングマネジメントの能力開発などのサービスを提供している。パンディ自身は組織改善の分野で１５年以上のキャリアを持っており、ＧＥ、シティコープ、シェブロン、リードライトなど、多種多様な企業の組織変革活動をサポートしてきた。サンフランシスコのベイエリアに、妻および２人の子供と在住
ノイマン，ロバート・Ｐ．［ノイマン，ロバートＰ．］［Ｎｅｕｍａｎ，Ｒｏｂｅｒｔ Ｐ．］
ピボタル・リソーシズ社のシニア・コンサルタント。ビジネス改善手法やシックスシグマに関する講演者としても有名。これまでに、カリフォルニア州の大規模なヘルスケア・システムの開発に２年間携わったほか、ＮＢＣ、ＧＥキャピタル、センダント、オースペクス・システムズといったピボタル・リソーシズ社のクライアント企業で、シックスシグマ活動や品質改善活動を指導してきた。カリフォルニア州デービスに妻と在住
カバナー，ローランド・Ｒ．［カバナー，ローランドＲ．］［Ｃａｖａｎａｇｈ，Ｒｏｌａｎｄ Ｒ．］
製造業からサービス業まで、幅広くプロセス改善を手がけてきたプロフェッショナル・エンジニア。専門はプロセス測定法、応用統計学、企業再編成、シックスシグマなど。これまで手がけてきた企業には、アメリカ・ウェスト航空、コモンウェルスエジソン、ＧＥ、テンコー・インスツルメンツなどがある。カリフォルニア州チコ近郊に家族と在住
高井紳二［タカイシンジ］
１９５２年生まれ。早稲田大学大学院修了。株式会社三菱総合研究所にて経営コンサルティングに従事後、神戸大学経営学部助教授を経て、現在、同志社大学商学部助教授。コンサルティング時代に経営改善手法ＭＩＭ、経営文化測定手法等を開発。現在は経営戦略を中心に情報技術と戦略、戦略の評価（会計的側面からのアプローチ）等を中心テーマとしている
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