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日経プレミアシリーズ
なぜ3人いると噂が広まるのか

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  • サイズ B40判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261559
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C1236

内容説明

職場の人間関係、仕事の能率化、クチコミ、無縁社会、院内感染の防止、金融危機、環境問題、スポーツ選手のランキングなど、様々な事例からネットワークの効用を明らかに。優先順位の付け方、つながりを強くする三角形など、人生を充実させ、社会を読み解くヒントが満載。

目次

第1章 ネットワークで世界を読み解く
第2章 ネットワークを分断せよ
第3章 食うか食われるか
第4章 人気投票のネットワーク
第5章 三角形はなぜ強い
第6章 流行を生み出すネットワーク
第7章 ネットワークが孤独を救う
第8章 職場での行動パターンを見る
第9章 幸せになるための三角形の作り方

著者等紹介

増田直紀[マスダナオキ]
1976年生まれ。1998年に東京大学工学部計数工学科を卒業した後、同大学院に進学し、2002年に博士(工学)。東京大学准教授(大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻)。ネットワーク科学、さまざまな社会行動の数理、脳の理論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
ネットワークの急所は中心性が高い人や航空網やPCになる。人間は三角形の関係を多くすると複数経路で情報を受取れる。ウイルスの感染は特定のグループだけでは起きないのは、他のグループと繋がりのある人が行き来して病原体を運んでしまう。ウィルスはグループを隔離するよりも、他のグループと接触する人に予防接種をする事でウイルスネットワークが分断される。人の繋がりも、三角関係でのグループで知り合うほど情報や共感を得やすい良好な人間関係が出きる。中心性となる人を見るのは周りの人の動き方で判断して行く。2015/01/24

maito/まいと

11
タイトルからは連想しづらいが、ネットワークと人間関係のメカニズムについての本。SNSなどで幅広く情報収集や発信が出来るようになったが、より強い関係を築いたり、届かせ方を考えるケースは増えてくる。そんなときに、目に見える人とどう接しがちなのかが、この本読むとよく分かる。まだ見ぬ人も大事だけど、目の前の人とのコミュニケーションだって重要。無意識に行っている行動を見直すのに有効な一冊だ。2012/09/06

毒ドーナツを食べたいな

5
ネットワークの知識を使えば人間関係を数字で表すことができ、これを利用して身近な小集団活動から広告、選挙、果ては生態系維持、金融危機への効果的な対応方法を探る。ただし、人間の直感では数値を把握するのはむつかしく電算機のチカラが必要◆2人が集まればネットワークとなるが、より重要かつ注目すべきは3人の組み合わせ◆グーグル検索結果表示の優先度1.他HPから参照されている数、2.参照元HPの人気度、3.参照元HPの参照先数(むやみに参照せず、厳選されたものか)2015/02/05

Sanchai

4
既に1回感想を書いているので多くを付け足すこともないかもしれないが、今日的な意味で言えば、エボラ出血熱のような感染症対策で限られたワクチン投与を誰に対して行うべきかという点に関し、それが医療従事者であるという示唆をこの本はくれると思う。2014/10/28

Shiki

3
飛ばしつつもぱらぱらと読了。わからないところはわからないけれど時々ハッとする言葉がちらほら。第1章の「あなたの友人はあなたより有名」のところは何度も読んでしまいました。納得。2016/09/23

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