内容説明
日本に破綻の危機が迫る。いま何をすべきか。正攻法は社会保障と税を抜本的に見直し、世代間不公平の解消を通じて再生を図る「プランA」だ。しかし、政治が混迷を深めるいま、官民一体となった対外投資によって、改革までの時間を稼ぎ、ダメージを和らげる政策「プランB」も必要だ―。気鋭の研究者が日本の再生と成長への方策を大胆に提言する。
目次
第1部 プランA 日本破綻を回避する正攻法(破綻が近づく日本財政;財政再建をめぐる神話;財政・社会保障を再生する7つのプラン)
第2部 プランB 破綻回避と成長への戦略(破綻平準化のためのマクロ政策;世界経済と日本経済の今後;日本の成長戦略;国債暴落に備える政策体系;震災後の財政と経済;TPP参加問題をめぐる論点;経済政策の政治性)
著者等紹介
小黒一正[オグロカズマサ]
一橋大学経済研究所世代間問題研究機構准教授。1997年京都大学理学部卒後、大蔵省(現財務省)入省。一橋大学博士(経済学)。財務総合政策研究所主任研究官などを経て、2010年から現職。内閣府経済社会総合研究所客員研究員。専門は公共経済学
小林慶一郎[コバヤシケイイチロウ]
一橋大学経済研究所世代間問題研究機構教授。1991年東京大学大学院修了後、通商産業省(現経済産業省)入省。シカゴ大学大学院博士課程修了(Ph.D. in Economics)。経済産業省課長補佐、経済産業研究所上席研究員を経て2010年より現職。専門はマクロ経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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