内容説明
情報感度がとても高くて、一見クール。でも、一皮むけば結構熱い―こんないまどき男子の心を読み解き、首都圏で大好評のフリーマガジン「R25」。プロジェクト立ち上げから、読者の本音に迫るリサーチ、編集方法やクロスメディア展開に至るまで、前編集長がその秘密を語ります。
目次
第1章 少人数の組織で「業界常識」に立ち向かう
第2章 M1層はホンネを語ってくれない
第3章 M1層に合わせた記事づくり&配布作戦
第4章 世の中のちょっとだけ先を行く発想術
第5章 M1世代とM1商材を結びつける
第6章 さらにビジネスを広げるために
著者等紹介
藤井大輔[フジイダイスケ]
1973年生まれ。95年大阪大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。「ゼクシィ」「AB‐ROAD」「ダ・ヴィンチ」「都心に住む」などの媒体に携わる。2004年「R25」創刊に関わり、2005年より編集長。ウェブ、R25式モバイルなどのクロスメディア展開に携わり、2006年「L25」創刊。現在、リクルートR25事業ゼネラルマネージャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェンダー
36
フリーペーパーと呼ばれる物はたくさんあるし、駅にも置いてる。ただ広告を出してくれる会社を探さないと行けないし、無料だからといって手抜きはできない。基本販売するわけではないのでお金をもらえることはないからましてや置いてもらうスペースも探さないと行けない。普段そんな事を気にしたことがなかった。この本を読んで見てその苦労を改めて知った。この本は読んだことがあるけれど10年前からあるのは知らなかったしネットでも見られるとも思っていなかった。雑学としてもニュースの解説も良かった。ネットでも観てみようと思った。2014/06/30
AoiHinata
8
読んでほしい読者の声(アンケート結果)に耳をかたむけるだけじゃなくて。その声の裏側にある「本音」がわかるくらいまで、読者の考え・気持ちに共感すること。そうすれば、「ちょっと先」のコンテンツを提供できるってことなのかも。2010/10/24
kuma suke
5
R25は、もはやフリーマガジンという枠を超えた考えて方なんだな。2015/09/10
iwtn_
3
フリーペーパーのR25のサクセスストーリー。いわゆるM1向けで、著者が対象調査のために200人ほどと話し、アンケートとは違う傾向があった、具体的には新聞の購読割合、など、そうだよねーと言う感じで、ズンズンと核心に向かっていく様子はとても面白く読めた。結局自分は一冊も手に取っていないが、目についたら眺めてみようと思う。残念なことに2015ぐらいに廃刊。ネット時代の前の最後の炎だったということかな?Webは復活しているようだが、そんなに好みではなかった。ターゲットじゃないのかな?イタコ化も細分化で無効化?2024/03/09
Nobuaki
3
新しい事を生み出すには、徹底したマーケティングと人脈作りが大切なんですね。業種は違えども考え方は参考になります。2014/04/12