内容説明
リーダーに指名された時、誰もが抱く「私に務まるだろうか」という不安。それは、後に名リーダーといわれる人も一様に感じたこと。そして誰もが、失敗しながら成長していったのだ。―リーダーに必要なスキルの身につけ方、心のあり方を、豊富な実話を通してわかりやすく説いた、必読の書。
目次
第1章 リーダー・マインドを磨く
第2章 PDCA能力をつける
第3章 リーダーシップ発揮の13ステップ―小倉昌男は宅急便をどう成功させたか
第4章 人の心を動かす
第5章 部下を成功者に育成する
第6章 上司を補佐する
第7章 困難を突破する
著者等紹介
川村真二[カワムラシンジ]
リーダー・ビジネス研究所代表。経営教育コンサルタント。作家。日本能率協会マネジメントセンター講師、実践女子大学大学院人間社会学科非常勤講師。1948年生まれ。青山学院大学経済学部卒業。日本能率協会等を経て、独立。マネジメント、リーダーシップ、部下育成、問題解決、論理的思考、意識改革などをテーマにした研修、講演で活躍中。各社の企業遺伝子の物語の作成を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
29
リーダーになるには楽な道はない。部下はかなり見ている。見られているのをうまくごまかす方法などなく、どれだけ誠意を持って、逃げずに対応できるか、責任をしっかりと取る覚悟があるか。リーダーに求められるのは技術ではなく熱量と器だと改めて思う。だけどそんなリーダーになれる人がどれだけいるか…。自分も決して逃げてはいけないと感じる。ヤマト運輸の2代目の話が面白く、ヤマト運輸の本を読みたくなった2017/02/20
ちびbookworm
12
★3.5(2016-7)2016/06/01
ザビ
6
この類の本はまともに吸収しようとするとしんどくなる。カリスマリーダーの、しかも成功エピソードばかりを切り取っているから、事実なのに段々と現実感が薄れてくるのだ。だから部分を学ぶのが最適で、今回はクロネコヤマト小倉社長のPlan。【目的を決め目標を掲げ実現するための方法を考える。経営とは考えること】~中野区2000世帯への小荷物調査で国内1250億市場を見込む~目標をメンバーと共有~荷物取次店を生活に身近な酒屋米屋などに委託~配送センターは全面警察署同数の1200ヵ所。「ものごとは計画段取り八分」を学べた。2020/09/17
mj
6
レビューではなく、感想です。あんまり好きくない。失敗例も併記してほうが「ほらね、言ったでしょ」って主張の説得力が増すと思うんすけど。これだと、読んで気持ちの良いタダの浪花節になるような。ビジネス・アドミニストレーションの中でもこのての内容は苦手っす。ぜねららいざびりてーが低すぎませんか。伝達可能性、サイエンスとして捉えていいんすかね。2017/07/30
メタボン
6
☆☆☆★ホンダのエアバッグ開発、アサヒビールの復活、国鉄分割民営化の際に、発揮されたリーダーシップが印象強かった。どんな立場の人に対しても敬意を持って接する。部下を成功者に育成する。こころがけたい。2014/12/27