日経ビジネス人文庫
ビジネススクールで身につける会計力と戦略思考力―ポケットMBA〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532194031
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C0134

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内容説明

ビジネスの現場では会計数値を読み解く力=会計力と、経営戦略を考察する力=戦略思考力の両立が必要だ。トヨタ、ファーストリテイリング、武田薬品などの事例をもとに、Why?(なぜ、その数値なのか)、So What?(その数値から何が言えるのか)を問い続けながら、「経営に使える会計」の本質を解説する。

目次

第1部 会計力(損益計算書(PL)はマトリクスで読む
貸借対照表(BS)を読み解く三つの基本法則
企業名のみから決算書を読み解く仮説・検証のプロセス
決算書の数値から企業活動を読み解く仮説・検証のプロセス)
第2部 戦略思考力(「5つの力」で競争環境を理解する「導入編」;「5つの力」で業界の競争環境と会計数値を読み解く「応用編」;バリューチェーン「導入編」;バリューチェーンで競合二社の経営戦略を分析する)
付録1 分析の有効なツールとなる会計指標
付録2 トヨタ自動車の連結決算書

著者等紹介

大津広一[オオツコウイチ]
(株)オオツ・インターナショナル代表。米国公認会計士。慶應義塾大学理工学部卒業。米国ロチェスター大学経営学修士(MBA)。富士銀行、外資系証券、ベンチャー企業経営を経て独立、現在は経営コンサルティングに従事。これまで1万人以上の社会人学生にアカウンティング(財務会計、管理会計)、ファイナンスを指導してきた。早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)、グロービス・マネジメント・スクール、中央大学アカウンティングスクールにて講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もとたけ

3
①why なぜ? ②so what? そこから何がいえる?財務諸表や会計指標を数種のフレームワークに当てはめ、企業名はどこか?どのような企業戦略か?類推していく。この過程が面白い。例があって、実践のイメージが非常にしやすかった。失敗や予想は外れるもの失敗は恐れず予想・仮説をたてる。結論思考が大事。財務諸表は大きな数字から。上から読むものではない。%は大事だが、金額の桁数も勿論大事。抽象的な用語を使ってなんとなく解決した気分にならない。(思考停止用語)最後大事だなぁ・・・本当。2020/08/22

蒼一朗

2
★★★会計がわからければ真の経営者にはなれない。の言葉どおりに、会計と経営を結び付けて、Why・So Whatの視点から考えることの重要性が分かる。数年前に友人の勉強会でPL/BSをもとに企業名をあてるストレッチをしたけど、もしかしたら、この本か著者のクラスを受けたのかもと思ってしまった。さらっと読める割におもしろい。2015/08/17

金沢 衛

2
情報がやや古い。企業の情報は上場企業ばかりならある程度わかるが、上場していないマイナーな企業対策には向かない。自分の会社をどう立て直すかにならある程度参考になるが、これも大企業でないと難しい。自分の通ったトヨタが如何に数字的にいい会社か改めて思い知らされるが、それは外見だけ。内情はとても苦しいものがある。いつも手元資金がないといっていた。外見や数字だけでは判らないものがあるという典型だ。トヨタが社員に暴力をふるう会社などとは作者は夢にも思わないだろうがね。2013/08/04

たいそ

2
「会計の数値を企業活動と結び付けて考える」「会計のWhy?とSo What?の追求」と「戦略を立てる際に考察すべき5つの力」「バリューチェーン」について述べられている。会計の数値をみるとき、それが企業の戦略の結果であることを忘れないようにしたい。会計指標の表面的な確認にとどまらず、考えながら読む方法が参考になった。2011/11/27

KK

1
教科書とビジネスストーリ本を間のようだった。手を動かさないと読んだだけでやった気になる。まずは決算書や有価証券報告書を手元に寄せて自分の頭を働かせないと何も始まらないことを実感させられた。2019/04/28

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