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日経ビジネス人文庫
最強ヘッジファンドLTCMの興亡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 479p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532193287
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0134

出版社内容情報

最高の頭脳と完璧な戦略で快進撃を続けた史上最大のヘッジファンド、LTCMはなぜ躓いたのか。世界を震撼させた事件の謎と顛末を、名コラムニストが臨場感溢れる筆致で描いた話題作。全米ベストセラー。

内容説明

ニューヨーク連銀ビルに密かに集まる世界の金融機関トップたち。快進撃を続けていた史上最大のヘッジファンド、LTCMが窮地に陥ったのだ。資金回収と救済をめぐって演じられる凄絶なつばぜり合い。名コラムニストが克明に描くLTCMの栄光と転落の物語。全米ベストセラー。

目次

第1部 躍進(ジョン・メリウェザー;ロングターム誕生;連戦連勝;投資家の皆様へ;投資合戦;ノーベル賞)
第2部 奈落へ(ボラティリティ中央銀行;買い手がいない!;人間心理の罠;FRBにて;終わりの始まり―「アフターM&Aの価値」を極大化する;アフターM&Aアクセレーター―「売上連動業績評価とその計算」;「志ある経営」が真の利益を創造する―経営・会計不振を払拭する)

著者等紹介

ローウェンスタイン,ロジャー[ローウェンスタイン,ロジャー][Lowenstein,Roger]
金融ジャーナリスト・作家。10年以上にわたってウォールストリート・ジャーナル紙の記者として活躍。経済・金融各紙誌に寄稿するほか、コラムニストとしても活躍。著書に全米ベストセラーの『Buffett,Origins of the Crash』など

東江一紀[アガリエカズユキ]
北海道大学卒。主な訳書に『ニュー・ニュー・シング』など

瑞穂のりこ[ミズホノリコ]
1968年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideki Ando

2
原題は天才が失敗したとき。LTCMの破綻から学んだことは多いはずだけれども、結局忘れていく。結末にもあったが、景気が一巡すると忘れられると。2010/11/06

葵堂

1
金儲けの天才たちが超レバレッジを効かせる戦略で前回から小銭を巻き上げようとして暫く成功した結果、市場に敗れて崩壊していくまでの物語。物語としても面白く、金融物としてはとても勉強になる。身の丈にあったサイズの投資を淡々としていくことが寛容なんだろうなあ、と思った。2014/01/02

ニールキャサディ

1
ライアーズポーカー後の、ソロモン以降のジョン・メリウェザーに興味があったので、楽しく読めた。ハーバードのファイナンスのマートン教授がここまでLTCMなコミットしていたこと、アービトラージの基本的な仕組みなど、色々勉強になった。市場の効率性をどこまで信じるかは、ホントに難しい。2013/09/08

turner

0
面白いけど、長いね。2015/07/17

読人

0
まずはよく調べてるのにビックリ。どこまでが本当でどこからがフィクションなのかは判然としないところもあるが、臨場感にあふれる書きっぷりはすごい。アービトラージの考え方そのものは共感できるが、レバレッジがないと利幅が薄すぎてビジネスとしてはなりたたない。LTCMの失敗の一番の原因は過重なレバレッジだったのと同時に、それまでの成功の要因でもあったのでしょう。 2015/06/12

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