出版社内容情報
書名
内容説明
「本を読むことは、人を読み、世界を読むこと」「読書は社会の中での自分の位置を知るためのもの」「教養には個人の教養と集団的教養がある」―碩学の歴史家が、自分の生きる世間の構造を解き明かし、自分の中に流れる歴史をつかみ取る「知のノウハウ」の真髄を語る。
目次
第1章 何を読むか
第2章 「読書」を読み解く
第3章 教養とは何か
第4章 生きる知恵を学ぶ―哲学とは何か
第5章 歴史をどう見るか
補論 私と図書館
著者等紹介
阿部謹也[アベキンヤ]
共立女子大学学長。1935年東京生まれ。58年一橋大学経済学部卒業。63年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。小樽商科大学教授、東京経済大学教授を経て、一橋大学社会学部教授。専攻はドイツ中世史。92年、一橋大学学長に就任。80年『中世を旅する人々』でサントリー学芸賞、81年『中世の窓から』で大仏次郎賞を受賞
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