内容説明
プロ野球監督にとっては、球場の中より外での戦いの方がよほど厳しい。フロントやマスコミをうまくコントロールできないような人間は、名監督と呼ばれる資格はない。王貞治、野村克也、西本幸雄、三原脩ら、8人の軌跡を通して、監督という仕事の本質に迫る。
目次
王貞治―福岡の王は頑固一徹
仰木彬―魔術を嫌う「魔術師」の後継者
野村克也―“月見草”の執念
上田利治―三流選手から千勝監督へ
西本幸雄―熱血手作り野球
吉田義男―猛虎復活を夢見て
近藤貞雄―アイデア勝負の老青年
三原脩―荒野に栄光を求めて
著者等紹介
浜田昭八[ハマダショウハチ]
スポーツライター。1933年生まれ。56年関西学院大学商学部卒業、デイリースポーツ社入社。60年日本経済新聞社入社。運動部で一貫して野球を担当し、編集委員などを経て97年退社。その後も日経紙上で健筆をふるっている。著書に『プロ野球株式会社の勝者と敗者の条件』ほか
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