遅刻してくれて、ありがとう〈下〉―常識が通じない時代の生き方

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遅刻してくれて、ありがとう〈下〉―常識が通じない時代の生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 419p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532176341
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

移行期に立たされた人類は、ロボットに欠けた技能を身につけ、AIの力を借り、豊かな社会を築けるか? 全米ベストセラーの話題作!■ピュリツァー賞を3度受賞した世界的ジャーナリストが放つ、全米大ベストセラー!

■1970年代から2000年代初頭にかけて高賃金で中スキルの仕事がなくなり、ミドルクラスが消えた。
グローバリゼーションとテクノロジーが、必須スキルのレベルを引き上げたのだ。
大人になるまで学校に通って「勉強はおしまい」という時代は、もう戻ってこない。
生涯にわたって稼ぐ能力を維持するには、一生学びつづけなければならないのだ。

■協力、共感、柔軟性といったロボットに欠けたスキルを身につけ、人並みに暮らすにはどうしたらいいのか?
人間がAIの力を借りて、もっと生産的で豊かになるような未来を描くには、どうしたらいいのか?

■私たちは移行期にいる。容易ならざる環境だ。
だが人類はこういう移行を何度も行なってきたし、今回もできると確信している。

Part 3 イノベ?ティング(承前)
9 制御対混沌
10 政治のメンターとしての母なる自然
11 サイバースペースに神はいるか?
12 いつの日もミネソタを探して
13 故郷にふたたび帰れる(それに帰るべきだ)

Part 4 根をおろす
14 ミネソタから世界へ、そして帰ってくる

<その後>それでも楽観主義者でいられる

トーマス・フリードマン[トーマスフリードマン]
著・文・その他

伏見 威蕃[フシミイワン]
翻訳

内容説明

1970年代から2000年代初頭にかけて高賃金で中スキルの仕事がなくなり、ミドルクラスが消えた。グローバリゼーションとテクノロジーが、必須スキルのレベルを引き上げたのだ。大人になるまで学校に通って「勉強はおしまい」という時代は、もう戻ってこない。生涯にわたって稼ぐ能力を維持するには、一生学びつづけなければならないのだ。協力、共感、柔軟性といったロボットに欠けたスキルを身につけ、人並みに暮らすにはどうしたらいいのか?人間がAIの力を借りて、もっと生産的で豊かになるような未来を描くには、どうしたらいいのか?

目次

3 イノベーティング(承前)(制御対混沌;政治のメンターとしての母なる自然;サイバースペースに神はいるか?;いつの日もミネソタを探して;故郷にふたたび帰れる(それに帰るべきだ))
4 根をおろす(ミネソタから世界へ、そして帰ってくる;“その後”それでも楽観主義者でいられる)

著者等紹介

フリードマン,トーマス[フリードマン,トーマス] [Friedman,Thomas L.]
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学卒業後、オックスフォード大学で修士号取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、1979年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート、エルサレム両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国し、ホワイトハウス担当首席記者を経て、95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。2002年、テロ問題に関する執筆活動により、3度目のピュリツァー賞を得る。著書に、全米図書賞を受賞した『ベイルートからエルサレムへ』などがある

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tui

30
テクノロジー進化に対する著者の楽観さに、いまいち納得しきれなかった上巻。でも下巻を読み、著者の真意を理解できた。いまの世界の問題点だけでなく、その解決法が明確に示されている。私たちにできるやり方で。それは、周りとの繋がりを作ること。著者の育ったミネソタ州セントルイスパークの事例に、下巻の大部分を割いている。多様性を受け入れつつ地域の繋がりを維持する労力は計り知れない。それでも、健全なコミュニティに属している実感や、寛容さを良しとするアメリカの底力を感じた。著者の楽観性は、故郷の素晴らしさからきていたのだ。2018/12/14

踊る猫

29
トーマス・フリードマンという人は、意外と「保守」なのかなと思われた。テクノロジーの進歩をジャーナリストよろしく手堅く報告してくれる一方で、その進歩がコミュニティを壊す可能性やもしくはコミュニティに潜在する可能性についても触れられており、日本における中島岳志のような「リベラル保守」とも相性が良いのではないかと思われたのだ。楽観主義を貫く一方で(アメリカを中心にし過ぎている感もあるが)、シビアな現実も見据えており読み応えはある。そして平たい文体でこちらをスイスイと引っ張って行く。個人的に元気を貰えたように思う2018/12/21

koji

20
2007年を境に「加速の時代」に突入したとする上巻の論調が続くかと思いきや、12章から著者の故郷ミネソタに戻り、著者の来歴と共にアメリカの良さを再考する旅で締めくくります。驚きの展開ですが、当然2016大統領選挙におけるトランプ大統領の登場で破壊されつつあるアメリカへの危機感があるわけで、「団結して、市民が自分の将来に責任を持てるようにするスキルとチャンスを得るのを手助けしている地域やコミュニティ」がアメリカを偉大にするという主張は、民主主義の進展が「加速の時代」にも通用するという普遍的な考えと映りました2018/12/31

naotan

17
どこの国も大変なんだなあ、とても他人ごとではない。子育てを頑張ろうと思った。2021/10/14

ブラックジャケット

15
テクノロジーの進歩はイスラム過激派にも恩恵を与える。サイバースペースには神はいない。審判すらいない。何とも悩ましい時代に突入したものだ。気候変動と硬直化した政治体制で生み出された難民は、グローバリゼーションの波に乗って世界中に押し寄せた。反動的な政治勢力が時代の歯車を逆回ししようとする。著者は生まれ故郷のミネソタ州のセントルイスパークを訪れ、共和・民主の不毛の政治対決を越える道を模索する。60歳代半ばの老成した知恵で過去と現在の人種問題を考察する。ユダヤの出自が現代世界を解析する 一つの武器となったか。 2020/12/04

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