奇縁まんだら

個数:

奇縁まんだら

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532166588
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本を代表する女流作家が、藤村、川端、三島から岡本太郎まで、21人の物故巨匠作家との奇縁を綴った随想集。誰にも書けない日本文学史“ライブ”であり、“自立した女性”の魁となった著者の精神史でもある。横尾忠則氏のカラー挿絵とともに、ポップで新鮮な日本文学史登場!

【目次】
はじめに
島崎藤村
正宗白鳥
川端康成
三島由紀夫
谷崎潤一郎
佐藤春夫
舟橋聖一
丹羽文雄
稲垣足穂
宇野千代
今東光
松本清張
河盛好蔵
里見弴
荒畑寒村
岡本太郎
檀一雄
平林たい子
遠藤周作
水上勉

内容説明

島崎藤村、川端康成、三島由紀夫から岡本太郎まで、21人の物故巨匠作家との奇縁を綴った随想集。

目次

島崎藤村
正宗白鳥
川端康成
三島由紀夫
谷崎潤一郎
佐藤春夫
舟橋聖一
丹羽文雄
稲垣足穂
宇野千代
今東光
松本清張
河盛好蔵
里見〓(とん)
荒畑寒村
岡本太郎
檀一雄
平林たい子
平野謙
遠藤周作
水上勉

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年(大正11)徳島市生まれ。東京女子大卒。57年(昭和32)「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年「夏の終り」で女流文学賞を受賞する。73年に得度し、法名寂聴となる。92年(平成4)『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞を受賞。87年から2005年まで岩手県の天台寺住職、07年比叡山延暦寺の禅光坊住職に就任

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年(昭和11)兵庫県西脇市生まれ。美術家。72年ニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどのビエンナーレに出品するなど国際的に活躍し、近年は美術館での個展を相継いで開催。2006年(平成18)パリのカルティエ現代美術財団での個展は大きな注目を集めた。08年世田谷美術館、兵庫県立美術館で大規模な個展を開催。95年毎日芸術賞、2000年ニューヨークADC殿堂入り、01年紫綬褒章、06年日本文化デザイン大賞など受章・受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

touch.0324

51
川端の厭人的な人柄を表す話や、三島が美男子を可愛がった話、遠藤周作の死生観は、目の前で見たからこそ語れるリアルな距離感を感じられて非常によかった。全21名の文士のうち、僕が知っているのは12名(作品を読んだことがあるのは7名)。なので、残る9名の章は親戚のおじさんのエピソードを聞いているような感覚になってしまい、不勉強を猛省。各章に「美男」や「ハンサム」といった容姿に関する主観的な情報(三島が剛毛、というのは事実なのでよいとして…)が高頻度で入ってくる点には辟易しつつも、「さすが破戒僧…」と慄いた。2014/12/01

Roy

32
★★★★★ とても面白い。寂聴さんが昭和の作家や芸術家との縁を、そしてその輪を、噂話の類いでなく身近に接してきた者として、各御人とのあんなことこんなことをそっと教えて下さいます。わたくしは無学で無知な文学馬文壇鹿素人故、この本に出てくる素晴らしい方々の作品を殆ど存じ上げて無いのですが、それぞれとても興味深く拝読させて頂きました。当たり前ですけど、皆様生きていらっしゃったのですね。身近に感じます。2009/06/16

佐島楓

28
著者が出会ってきた、文士(文豪とお呼びするべきだろう)のお話。三島、川端などそうそうたる面々で、作家にとって良い時代だったなあなどと読み進めていたら、不意に胸が詰まってきた。昭和は遠くなってしまった。つい先ごろまでお元気だった方も、どんどん亡くなってしまう。作家は、作品で自己の生存証明をするしかないのだろうか。そんなこともあるまい。こうして人の心に残り、読み継がれていく形になっていくものもあるのだから。2014/07/13

pirokichi

24
昨年9月に行った横尾忠則展で購入。積んだままになっていたのだけど、ふと読みたくなって…面白かった。日経新聞に連載された瀬戸内寂聴さんの交友録。島崎藤村、川端康成、三島由紀夫、宇野千代、岡本太郎、遠藤周作…凄すぎる21名の文士たちが生きて!動いて!目の前にあらわれた。文藝春秋が毎年催していた「文士劇」。小林秀雄も三島由紀夫も石原慎太郎も出演して…いいなあ、想像すると楽しいなあ。横尾忠則の画がすばらしく、画集としてもいい。「芸術はきれいであったり、心地よいものであってはならぬ」(岡本太郎)2022/02/24

それいゆ

23
芥川龍之介や太宰治の自殺は、遠い知らない時代の出来事ですが、寂聴さんが出会った三島由紀夫と川端康成。45.11.25に三島が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺。47年には川端がガス自殺。私は当時大学生でしたが、今もはっきりと覚えています。三島由紀夫のときは、昼の時間帯にニュースで流れ、状況が分かるにつれ非常に衝撃を受けたことを思い出します。三島夫人は運転中の車の中で事件を知り、引き返したというニュースを覚えています。川端康成のときは「またか!作家という人種の人たちはいったいどうなっているの?」という印象でした。2012/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474707
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。