内容説明
大切なのは選択肢を狭める感性!ここ一番で頼りになるのは飛車角より歩。将棋の伝統に培われた「と金文化」を今こそビジネス・教育の現場で活かすべきだ。心理的駆け引き、戦術・戦略、イノベーションまで、天才棋士の研ぎ澄まされた勝負勘の淵源に、幾多の名将を取材してきたスポーツジャーナリストが肉薄。
目次
第1章 「歩」が最強の駒になるとき(弱められた駒の力;日本独自の再利用ルール ほか)
第2章 「知識の共有」が最適の戦略(金銀三枚でスリーバック;スペシャリスト系ゼネラリスト ほか)
第3章 経験から生まれる「勘」(天才を育てていく環境;理解することは短縮すること ほか)
第4章 選択肢を狭める感性(一局で体重は三キロ減る;ケミストリーを楽しむ ほか)
第5章 才能を伸ばす(特待生問題;「何々らしさ」を疑え ほか)
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年生まれ。埼玉県所沢市出身。二上達也九段門下。小学六年(82年)六歳で奨励会入会。中学三年(85年)に四段。一九歳(89年)で初タイトルの竜王位を獲得する。94年、九段に昇段。96年、王将位を獲得し、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王の七冠を独占。2005年、王座戦一四連覇で、同一タイトル連覇の新記録を樹立する。タイトル戦登場八四回、タイトル通算六六期、棋戦優勝回数三二回(2007年9月30日現在)
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県八幡浜市生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーのスポーツジャーナリストとして独立。オリンピック、サッカーW杯、メジャーリーグ、ボクシング世界戦など国内外で幅広い取材活動を展開。スポーツニュースや報道番組のコメンテーター、講演と幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
ピラン
復活!! あくびちゃん!
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