出版社内容情報
トンガッた感性を武器に、売れない時代をいとも簡単に泳ぎ切る熱きバイヤーたち。彼らの発想と行動の源にはいったい何があるのか。消費者を引きつける個性的でフレッシュな売り場づくりの第一線に取材、その全貌を明らかにする。
内容説明
売れない時代を、いとも簡単に泳ぎ切る。武器はトンガッた感性と熱意だ。売るのは、時代の物語。
目次
第1章 百貨店は人がつくる
第2章 解放区ファッションデザイナーを育てる
第3章 リ・スタイル―百貨店内にセレクトショップ
第4章 BPQC―ワンフロアでライフスタイル提案
第5章 ISETAN MEN’S―こだわりの男を呼び戻す
第6章 イセタン・スピリッツ
著者等紹介
川島蓉子[カワシマヨウコ]
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。84年、伊藤忠ファッションシステム株式会社入社。ファッションという視点で消費者や市場の動向を分析する会員制クラブ組織「マーケティングアイ」にて、アパレル、化粧品、流通、家電、自動車、インテリアなどの会員企業と異業種ネットワークを組み、レポート誌の編集、セミナーの企画運営などを行なう。Gマーク審査委員、川崎市街づくり委員会委員、札幌市デザインコンペティション審査委員。日経MJ、繊研新聞、朝日新聞、ブレーンなどに定期的に寄稿
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感想・レビュー
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葉
1
伊勢丹のインターンは良いと尊敬する先輩が仰っていたのを思い出して読んだ。売り場をつくるのではなく、街をつくるというコンセプトである。ファッションとカルチャーのシンクロを目標として、編集感覚を持った顧客や変化のストーリーを与えること、競合先の地域、定番、課題として、販売の育成、ゆったりできる空間の創造、7,8階の位置づけが挙げられている。2015/05/22
ユミリ
1
ドキドキしながら読みました。何かに情熱を持って一生懸命取り組む人ってやっぱりステキだし憧れます。今週末は新宿伊勢丹に遊びに行ってみようかしら。2010/06/21
のげぞう
0
百貨店が今よりも元気だった頃の話2016/10/29
ss
0
むかーしに買ってやっと読んだけど、とてもワクワクドキドキする本。 百貨店は、何も買わなくても行くのが好き。2015/05/05