出版社内容情報
物ごとを図示すると、今まで見えなかったことや全体像が驚くほどよくわかる図解思考。複雑な問題も明快にし、企画作りなどにも力を発揮する発想術。マルと矢印だけでできる簡単な使い方や仕事への効用を説いた異色の本。
内容説明
図にすれば、何でもよくわかる。思考力や解決力が格段にアップ。
目次
1章 なぜ図で考えるとよいのか
2章 図解は思考力を強くする
3章 図解はこうして描こう
4章 これからは「図解思考」でいこう
5章 図を使えば、仕事の能率が上がる
6章 図は構想力や解決力を磨く
7章 図で人生をデザインしよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
20
ちょっと古い本ですが、仕事の参考用として。タイトルの図解によって、仕事の効率化だけでなく、自分自身のライフプランやライフデザインについて考えることができます。図解のメリットを知ることができます。ビジネスパーソンは、一度、読んでおいてもいいと思います。◆コミュニケーションの側面「理解、企画、伝達」◆図解コミュニケーションは、言語や文化の壁を越える◆社会人の両輪「自己表現力と教養」◆マルと矢印◆着眼大局、着手小局◆セルフマネジメント=タイムマネジメント◆バランスシート思考、T字構造2021/10/28
スプリント
7
文章で考えるタイプなので仕事ができないのか。。。 2021/12/31
あいひさん
7
図解を用ゐて思考をまとめたり、表現したりする事がどれ程効率的で生産的かを、ほぼ図解を用ゐずに、説明した本。なんと云ふ皮肉。内容は充分に納得に足るものだったし、実用性もあるだらうが、思ひ出してみれば、中学・高校時代はこんな風にノートを取ってたなあ、と。つまり、個人的に、今更そんな事云はれても、みたいな。図解の例は少なかったけれど、図解で成功した例はふんだんに紹介されてゐる。はい。ありがたうございます。最後の方は「図で人生をデザインしよう」とか薄っぺらい自己啓発本みたくなったし。悪い本ではないけれど。2017/02/01
ceskepivo
7
本来的にリーダーの条件とは、デザイン力、構想力でしかない、図を使えば、構想力が弱いと言われる日本人でも大局観が持て、戦略的な発想ができるようになる、との指摘は納得。2015/09/23
nob
4
驚愕したのは本書にほとんど図が登場しないこと。「図解思考」の概念や図解の利用法など、当然図解があっても良さそうなのに。実践例もわずかしか紹介されていない(そしてさほど洗練されているように思えない)。「図解はこうして描こう」の章でさえほぼ文章で説明している。なぜ?自分で図解して考えろってこと?2016/01/06