ジャック・ウェルチわが経営〈下〉

ウェルチ，ジャック〈Ｗｅｌｃｈ，Ｊｒ．，Ｊｏｈｎ Ｆ．〉/バーン，ジョン・Ａ．【著】〈Ｂｙｒｎｅ，Ｊｏｈｎ Ａ．〉/宮本 喜一【訳】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2001/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 375p／高さ 20cm
• 商品コード 9784532164010
• NDC分類 335.04
• Cコード C0034

出版社内容情報

書名

内容説明

企業革命をなし遂げたリーダーシップの真髄。官僚主義と闘い、ＧＥをスリムで強靭な企業に生まれ変わらせた日々。世界をリードする経営の実像をみずから語る。

目次

第３部　試練の波（慢心；ＧＥキャピタル―成長の原動力；ＮＢＣと電球の融合；戦うべきとき、引くべきとき）
第４部　流れを変えるイニシアチブ（グローバル化；サービスの拡大；シックスシグマ；Ｅビジネス）
第５部　過去を振り返る、未来を見つめる（「お引きとりを、ミスター・ウェルチ」；ＣＥＯという仕事とは；ゴルフについてひと言；「ニュー・ガイ」）

著者等紹介

ウェルチ，ジャック［ウェルチ，ジャック］［Ｗｅｌｃｈ，Ｊｒ．，ＪｏｈｎＦ．］
１９３５年１１月アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、イリノイ大学大学院で化学工学専攻、Ｐｈ．Ｄ取得。１９６０年ＧＥ（ゼネラル・エレクトリック）入社。すぐに頭角を現わし、１９６８年に最年少ゼネラル・マネジャーに就任。１９７３年グループ・エグゼクティブ、１９７７年セクター・エグゼクティブをへて、１９８１年４月、ＧＥ会長兼ＣＥＯに就任。以来、２１年にわたり、ＧＥの変革に取り組む。強烈なリーダーシップを発揮、選択と集中、フラット型組織、学習する組織、境界のない組織、ワークアウト、シックスシグマ、サービス重視など、世界の企業経営をリードするアイデアをつぎつぎと生み出し、並みはずれた実行力によって巨大企業をスリムで世界的視野をもつ収益性の高い組織に変えていった。産業界、メディアから、２０世紀における最もすぐれた経営者として称賛されている。２００１年９月、後事をジェフ・イメルトに託し、会長兼ＣＥＯを退任

バーン，ジョン・Ａ．［バーン，ジョンＡ．］［Ｂｙｒｎｅ，Ｊｏｈｎ　Ａ．］
『ビジネスウィーク』誌シニア・ライター

宮本喜一［ミヤモトヨシカズ］
翻訳家。奈良市生まれ。１９７１年一橋大学社会学部、１９７４年同経済学部卒業。ソニー、マイクロソフト勤務をへて、翻訳を中心とした著述活動へ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

下巻では様々な新しい分野に挑戦していく様子が書かれています。当時はそのようなことが望まれたのでしょうが、最近は縮小の傾向もあるようなニュースも出ています。管理が行き届かなくなると不正の問題なども出てきたり、あるいは後任の話で苦労したりと、様々なことを書かれていますがこの本を読むと経営はやはり人間が重要であるということがよくわかる気がしました。

2015/04/14

[miyatatsu]

そこまで読む価値はなかったように思えます。内容も薄く、ウィキペディア等で調べればいつでも知ることができる内容ばかりでした。

2019/01/26

[flat]

下巻は上巻よりも実務に絡んでの語り口となるため油っぽい。あれだけの規模の企業のCEOとなると仕事はもう少し概念的なものになるのかと思っていたら実務を精力的にこなしている様子で驚いた。かと思うとフロントに立つ人間に私は君のチアリーダーだと伝えていたりといった配慮やシックスシグマを業種に関わらず敷衍させる教育と企画実行を行わせて自らは監督に専念する辺り、人に対する教育と機会を与える事によって常に育成と選別を継続している事からも経営という要素の中で人間を重要視している事が分かる。まぁGEの中の人間は大変だ

2016/05/08

[Tom Zacky]

う～む。すごすぎるぜ！　何故こんな経営ができるのか！？　『上』『下』長くにわたりCEOの２０年間が長々と綴ってあるが、後半に『形式にとらわれない姿勢』『情熱』『ストレッチ』『祝福』『戦略』『競合企業』などなど章を設けていて、一つ一つが半ページから数ページでまとまっているが、その背景を読んでこそ、重みがわかった　。　ウェルチを支えた周りの人々はもちろんスゴイが、そのポテンシャルを引きだしたり、ヤル気にさせたウェルチがやっぱスゴイ。　オレに表現力がもっとあれば『スゴイ』だけじゃなく、もっと上手く表現できるんだ

2011/12/23

[まふ]

下巻は上巻に比し内容的には特筆すべきものが少ない。読んだという経験を確認するだけでよいだろう。

2002/02/26