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働くことがイヤな人のための本―仕事とは何だろうか

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532163747
  • NDC分類 366
  • Cコード C0010

出版社内容情報

生きがいを見いだせない人や働かない若者が増大。だが面白い仕事などめったにないし、世の中とはもともと理不尽なもの。ではどうしたら意欲を持つことができるのか。心の悩みをたちまち解消する痛快・哲学的人生論。


目次

1 一生寝ているわけにはいかない
2 「命を懸ける仕事」はめったに与えられない
3 仕事と能力
4 仕事と人間関係
5 仕事と金
6 金になる仕事から金にならない仕事へ
7 死ぬ前の仕事

内容説明

人はなぜ働かねばならないのか?人生とは、なんと理不尽か。しかし、もがき傷つくことのなかにしか「救い」はないのだ。

目次

1 一生寝ているわけにはいかない
2 「命を懸ける仕事」はめったに与えられない
3 仕事と能力
4 仕事と人間関係
5 仕事と金
6 金になる仕事から金にならない仕事へ
7 死ぬ前の仕事

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。東京大学教養学部並びに法学部卒業。77年同大学院人文科学研究科修士課程修了。83年ウィーン大学基礎総合科学部哲学科修了(哲学博士)。現在、電気通信大学人間コミュニケーション学科教授。専攻は時間論、自我論、コミュニケーション論。また哲学が好きな一般の人たちを対象に哲学の道場「無用塾」を主宰している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

87
結局何が言いたいの?と論理破綻が随所にみられるのは対話形式をとるからだ。対話として成立していない。自分の信仰する考えに陶酔するからそこらへんにあるオヤジの「自分の考えが正しい」と錯覚して思考停止した紋切り型の説教を聞かされている感じになって魅力がないのだ。働くというテーマは人の数ほど答えがあるという前提で初めから答えがないのだと思う。そのうえで哲学するとすれば著名な哲学者の書物を読んでいる方がこれを読むよりはまだ自分なりの答えが生まれると思う。2013/10/14

D21 レム

24
他人の思考停止、自己欺瞞が見えてしまい、仕事に意味を感じられず、哲学的思考をするがゆえに、働くことがいやな人への、対話形式の講義の形をとった本。なぜいやなのかを率直に分析している。大事なのは、決まった法則のようなものに沿って成功したいという考えや、努力なしにうまくいっている人は価値がないという考えや、真摯な自分は正しいとか、そういう不確かなことを考えない。人生は理不尽なので、それをそのまま生きる。内にこもっていては何も発展しないので、とにかく、仕事をして、そこから、また苦しむなりなんなりして行こう、との話2015/11/27

あび

12
哲学とは答えを見つける学問でなく、永遠に問いを考え続けるものなのだと最近知った。理不尽さや不平等さ、才能の有無。努力しさえすれば報われるわけでなく、ノロノロと生活していても成功する者は成功する。この世に愚痴を言い続け、己の破滅的なダメさ加減を吐露しながらも才能により世に認められている者もいる。そしてその才によってお金を稼ぎ生計を立てている。生涯、価値を見出してもらえず、ひそかに人生を降りてしまう者が大半。何もかもを受け入れて生きていくしかない。2019/09/04

pocco@灯れ松明の火

12
仕事にやりがいとか正義とかを求めないで、生きる為に働くのだって思っていいんじゃないの?>内容がなんだか、しっくりこなくて。途中で止めてしまった、ごめんなさい。2013/07/13

あび

11
哲学ほど世界を白と黒に分けてしまわない学問はない。不条理を感じながらも生きるしかない。2019/09/04

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