出版社内容情報
いま学問がおもしろい。博覧強記の養老孟司氏と、脳、心理学、人類学などの第一線若手研究者が、学問・科学はどんなに興味深い真理に迫りつつあるか、攻めるべき謎は何かについて、議論を闘わせる。
内容説明
バリバリの若手と養老教授が丁々発止…。知の世界で冷静かつ愉快なバトルを展開する。ガクモンは脳ミソを変容させ、21世紀を救う?一歩踏み込んだ教養の世界へ。
目次
1 人間へのはるかなる旅(謎に満ちたネアンデルタール人;神殿から生まれた古代アンデス文明 ほか)
2 多様な人間の能力(脳と精神活動;視覚はどう成り立っているか ほか)
3 生物から人間へ(嗅覚の原理を求めて;細胞の「死」から生命を問い直す ほか)
4 不可解なるヒト(記憶の確かさと不確かさ;傷つきやすい人間の心 ほか)