賭博と国家と男と女

賭博と国家と男と女

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784532160685
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0036

内容説明

芸者なくして近代日本はありえない。日本の将来を救うのは一夫多妻制だ。役に立たないのが本当の学問である。禁断の思想家・竹内久美子の大胆仮説。

目次

第1章 人は利己的に協調する(“利己心”の発見;100年先を読んでいたダーウィン;人の器は何で決まるか)
第2章 順位制と社会(阪神タイガースはなぜ負けるのか;順位があるのは何のため;妻が威張っていると夫婦は円満;夫が威張っていると“国家”は安泰)
第3章 家庭と国家(芸者なくして近代日本はありえたか―伊藤博文にみる政治的能力と好色度との相関;何がルーマニアをダメにしたか―チャウシェスクが好色であったなら;一夫多妻のすすめ;生まれながらに順位を決めているサル)
第4章 賭博と国家と男と女(数の能力はいかにして進化したか;君主の胴元起源説;何の役にも立たないのが学問である;役に立たない学問が役に立つ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サムライマニア

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「人類が進化した原因は浮気だ」と主張した著者が、本書では「人類の数的知能が発展した原因は賭博だ」と主張している。国家の形成に始まり阪神タイガースの低迷(92年当時)まで、動物の行動例を基に解説している。いやはやどうしてこんな面白い本が書けるのだろう。2012/09/23

Tomonori Yonezawa

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【マイ蔵書】これもかなり自分に影響を与えた本で、何度目かの再読。今回は電子の海に旅立ってもらうため、お別れの意味で読んだ。相変わらずの面白本。著者は最近、不倫やセクハラ絡みのニュースで対談をしてますが、これやと浮気の方ばっかりなんやね。この本はそこからヒトが数に強くなって行った理由についても考察してて、これがホントに面白いんだよねー。電子書籍になってもらったが、スマホかタブレットで読む機会があるんじゃないかな。2018/07/21

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