出版社内容情報
書名
内容説明
量的緩和策で金融市場は「ブラックホール」と化した。追いつめられた日銀当局の次の一手は?インフレ目標策は実行可能なのか。気鋭のエコノミストが膨大なデータをもとに「非常時の日本経済」を読み解く。
目次
第1章 量的緩和下で進行するマーケットの異変
第2章 量的緩和策はなぜ効かなかったのか
第3章 誤解だらけのインフレターゲティング政策
第4章 日銀に打つ手はあるか―追加緩和策を検討する
第5章 日銀国債引受によるインフレ政策は可能か―高橋財政の検証
第6章 FRBの国債価格維持政策とアコード
第7章 インフレ政策は日本を救うか?
著者等紹介
加藤出[カトウイズル]
1965年生まれ。88年3月横浜国立大学経済学部国際経済学科卒。同年4月東京短資株式会社入社。89年5月金融先物セクション、91年3月CD・CPセクションなどを経て現在、東京短資営業部部長代理(インターバンクセクション)、東短リサーチチーフエコノミスト。市場参加者向けニューズレターの発行、講演、雑誌寄稿、テレビ東京「モーニングサテライト」コメンテーターなど、マーケットの視点から金融政策および短期市場を分析している
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