出版社内容情報
なぜプロは失敗するのか？ インデックス運用の教祖が、短期売買や市場タイミングを狙った投資の誤りをつき、長期投資で成功するための秘訣を説いた入門書の決定版。機関投資家時代を生き抜く投資家の羅針盤！
内容説明
プロの運用機関とその大口顧客である年金や保険などを対象に書かれていた第一版と第二版に対して本書は、個人投資家という新たな層を対象に加えて改訂されたものである。
目次
第１部 資産運用の本質（何のための資産運用か；「敗者にならないゲーム」；それでも市場に勝ちたいのなら ほか）
第２部 運用理論の基礎（「時間」が教える投資の魅力；収益率の特徴と中身；リスクが収益を生み出す ほか）
第３部 個人投資家への助言（損失をどう受けとめるか；個人投資家にとって何が問題か；生涯を通じた投資プランを立てよう ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
4
This is just like text books in schools in Japan. Explaining principal idea without evidence but no practical uses in actual society such as 1,0000 instead of 10,000 in comma position. At least, if you consider to try investment, it is waste of time.
あああああ
2
言葉や訳し方が少し難解、またある程度知識を持ったつもりで読んでもなかなか進まない本だが、インデックス投資の根底になる考えが詰まっている本で勉強にはなる2017/12/05
Schwarzeon BLACKY
2
今となっては版が古い本ですが基本的な中身はインデックス投資を推奨する本。他の投資法との比較はないですが投資に関する時間スケールの比較はしっかりされている印象です。あとはインデックス投信のバイ・アンド・ホールドを戦術とする人にとっては精神安定剤というかお守りみたいな役割もあるでしょう（冗談抜きで）2017/04/30
CueWC
1
株式投資は「敗者のゲーム」=相手のミスで決着がつく。判断や作戦の優劣は関係ない。今日の勝者は明日の敗者。激しく売買を繰り返す投資手法の統計を取れば、長期的な勝率は50％に収斂するという☆投資効率を下げるのは取引手数料等の経費。確りとした投資計画を立案したら安易に動かさないことが投資効果を高める☆大事なのは逃げ出したくなるような市場環境でもやり過ごせる精神力。過去市場でのシミュレーションでもホールドした方が運用効率は良かった☆他人の助言を聞かないこと。聞いてもすぐ忘れること。2015/03/17
myknek
0
本書は運用のノウハウ本でもなく、また株選びの本でもない。 投資における考察という表現が正しいのかもしれない。 バフェットの本と似たような教訓となるが、「長期保有が有利」「インデックスファンド推奨」がやはりポイントなのかなと。 インフレについての考え方が新鮮でした。 2015/02/10
