日経文庫
電力・ガス

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532117153
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C1234

内容説明

法制度に守られ、社会のインフラを担ってきた電力・ガス業界で、規制緩和が始まって約10年。エネルギー需要が伸び悩むなか、はたして業界の体質は、変わったのか―。電力・ガス業界の現状・課題から中長期的な見通しまでをコンパクトに収録。

目次

第1章 電力業界の現状と歴史
第2章 ガス業界の歩みと現状
第3章 電力・ガス業界の焦点
第4章 世界の動き
第5章 主要企業を見る
第6章 今後の展開を探る

著者等紹介

圓尾雅則[マルオマサノリ]
ドイツ証券株式調査部マネージングディレクター。1989年慶應義塾大学理工学部卒業。91年同大学大学院理工学研究科修了。同年大和総研入社。企業調査部にて証券アナリストとして勤務。94年より電力・ガス担当。2000年ドイツ証券入社。日経金融新聞人気アナリストランキング電力・ガス部門で2002~2006年第1位。米Institutional Investor誌ユーティリティ・アンド・エネルギー部門で2006年第1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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guranobi

0
2版が出ていることを知らずに、初版を購入。 95年のIPP導入によって電力会社の設備コストが劇的に抑制され、電気料金も国際比較である程度低下していたことはある程度知っていた。しかし、2000年の第2次規制緩和での値下げ届出制もまた、コスト削減に大きな効果を上げていたとは。コスト抑制による資金を、値下げ、配当、内部留保のいずれに回すかの判断をはじめて電力会社が独自に行えるようになったため、各社が本格的にコスト削減に努めるインセンティブが生まれたというのだ。各社の分析も深い。いいアナリストだ。2012/05/13

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