内容説明
月次決算は商法などの法律に基づいて主に年1回行われる決算と異なり、経営管理のために月々行われる決算です。経営実行のスピードアップを図るために欠かせない月次決算の実務上のポイントを、経理・財務の第一人者がやさしく解説します。上場企業を対象にした四半期決算の開示義務化などで、月次決算の重要性はますます高まっています。月次決算とM&Aとの関係や、利益向上に結びつけるにはどうすべきかなど、今日的な話題もフォローしています。日次決算を学べば、月次決算にもすぐ応用できます。
目次
1 月次決算の内容と予算編成
2 事業部・事業所の月次決算
3 経理・財務部門の月次決算
4 月次決算による経営実行
5 週報を経営に活かす
6 月次決算の注目点
著者等紹介
金児昭[カネコアキラ]
1936年東京生まれ。61年東京大学農学部農業経済学科卒業。同年、信越化学工業(株)入社。38年間、経理・財務部門の実務一筋。92~99年常務取締役(経理・財務・法務・資材関係担当)。現在、経済・経営評論家、信越化学工業(株)顧問。早稲田大学大学院商学研究科客員教授。日本CFO協会最高顧問。94~97年公認会計士試験(筆記・口述)試験委員。98~00年金融監督庁(現金融庁)顧問(専門分野「企業会計」)を歴任。社交ダンス教師有資格者(1996年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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