内容説明
音楽に使われるさまざまな「楽音」はどんな性質をもっており、それがどのような効果をもたらしているのか。30年間その魅力の解明に挑戦してきたピアース博士が、楽音の性質からコンピュータによる音の合成まで、170点の図版と写真、付録の特製CDによって平易に説明している。
目次
1 音と音楽
2 周期性、ピッチ、波形
3 正弦波と共鳴
4 音階とビート
5 ヘルムホルツと協和音
6 ラモーと和音
7 音を聞く器官―耳
8 パワーと音量
9 音をマスクする
10 その他の聴覚現象
11 建築音響学
12 音の再生
13 分析、合成、音色
14 知覚、錯覚、効果
補足(術語;数学的な表記法;物理量と単位;数学と波動;波の反射;コンピュータによる音の生成;人名小事典;参考文献;特別付録CDの楽音例についての解説)
図版・写真出典一覧