内容説明
人生のさまざまな領域で「達人」と呼ばれる人々は、自らの精神と身体をどう鍛錬しているのか?生命のリズムと一体化し、生きるエネルギーを呼び覚ますための、ハードでしかも軽やかな人生修行の理論「マスタリーの道」を詳説。
目次
第1部 達人の旅
第2部 達人への五つのキーポイント
第3部 マスタリーへの旅じたく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
24
再読。プラトー(停滞期)の見方が変わりました。成長できていないと感じていたら、それは錯覚なのかもです。人生の大半はプラトーなのですから。才能があって速く進みすぎると細かなステップが見えなくなってしまう、という見方は停滞期の心を支えてくれます。2019/07/30
デビっちん
20
学び方の学びを教えてくれる内容です。何かを習得することで終わりではなく、そこに留まり続け練習や実践を重ねることで奥深い世界が見えてくるというプロセスにシビレました。例えは武道やスポーツが中心でしたが、これは人生のあらゆることに通じることだと思います。2019/05/11
kubottar
19
某チャンネルで紹介されていて買ってしまいました。達人になるためには続けることが大事なんですね。ただ、やりすぎもよくない。上達して停滞してまた上達し始めて今度は長く停滞して・・の繰り返し。その繰り返しが普通の状態だと感じるようにならなくてはいけない。2021/11/04
デビっちん
16
再読。学び、自己成長のための地図とコンパスを与えてくれています。なので後は行動するだけ。そして、時たま現在地と方角を確認するために再読です。2019/12/26
井上裕紀男
14
「特殊解」、本書を読んでいると、著名なコンサルタントが語っていた言葉を思い出す。達人は皆平然と静かに物事を進めているから、さぞや特殊能力の持ち主かと思いきや違う。信じられない量と質の鍛錬を積んでいる。そのことをじっくり本書で学ぶことができる。 「まず動く」ことの大切さと大変さ、制限を受けることでやってくる「自由」の中で一つ一つ目的を果たしていくこと。いずれも身に染みてきます。 平凡だと思っていたことは、最後に1本の糸へ繋がる。毎日の瞬間は積み重なって自身の成長となっているのだと、改めて気が付く貴重な本。2023/05/29