出版社内容情報
基本メカニズムの「なぜそうなるのか?」という理屈の部分を中心に、図・イラストで段階的に解説。
内容説明
166点の図とイラストでエンジンのしくみの「なぜ?」がわかる!
目次
第1章 エンジンとクルマの関係
第2章 動力を生み出すエンジンの中心部
第3章 性能に直結するエンジンの心臓部
第4章 エンジンを呼吸させる吸排気システム
第5章 動力の元となる燃料に関連するシステム
第6章 エンジンの生命線・電気システムと点火システム
第7章 エンジンパワーの損失を防ぐための潤滑系・冷却系
第8章 燃費の向上と小型軽量化(ダウンサイジング)
第9章 ガソリン以外のエンジンと新世代の動力源
著者等紹介
飯嶋洋治[イイジマヨウジ]
1965年東京生まれ。学生時代より参加型モータースポーツ誌『スピードマインド』の編集に携わる。同誌編集部員から編集長を経て、2000年よりフリーランス・ライターとして活動を開始。カーメンテナンス、チューニング、ドライビングテクニックの解説などを中心に自動車雑誌、ウェブサイトで執筆を行っている。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OKD
1
再読。最近、本要約チャンネルを音声で聴いていたが、専門性を磨くには書籍も読まないといけないと再認識。2022/07/01
OKD
1
★★★★⭐︎農機エンジン対策2冊目。情報量が多く、非常にわかりやすかった。エンジンの構造と各部品の役割、進歩について学ぶことができた。特にディーゼルエンジンの内容が興味深かった。これまで排気ガスの問題があり大型車中心に採用されていたが、今では燃料噴射の緻密性向上、黒煙•ススを吸着するフィルターの採用、尿素SCRによるNOxの還元により大幅な改善がされている。今後電気自動車が中心になっていくと思われるが、ガソリンと比較するともっと評価されてもいいと感じた。
Kenta
1
エンジンと部品について説明してくれる本。 入門編にはもってこいで数式はほとんどでてきません。 個人的になリーンバーンが燃料を薄く吹くのではなく、空気を多くすることによってスロットルバルブを開きポンピングロスを減らす、燃焼損失も減らす、という点が印象的だった。 あとシリンダーの冷却がエンジン出力に大きく影響することも学べた。 次はもう少し難しいエンジンの本にトライします。2016/04/22
緑のたぬき
0
基礎知識といいつつも、ある程度のガソリンエンジンの基礎知識がある人向けかな。なんとなく知ってることの再確認用。後10年もすればガソリンエンジンは絶滅するので、これも過去の遺産になりそう。2022/12/24
ホンドテン
0
図書館で、車が不調になってから泥縄の調べもの。電子制御インジェクタが普及した現在(もう時代遅れか)キャブレター構造から解き始められてまごつく、開発年代ぐらい記載してほしかった。2022/02/03