目次
第1章 脳の進化(心はどこでつくられるのだろう―「脳は心のすみか1」;心は脳のニューロンの働きである―「脳は心のすみか2」 ほか)
第2章 古脳と新脳の構造(脳のでき方―「高等動物ほど新皮質が発達」;古脳と新脳―「古脳と新脳があって、ヒトはヒトらしく生きられる」 ほか)
第3章 脳を支える感覚刺激(からだへの刺激を感覚する脳―「感覚伝達のメカニズム」;感覚刺激は電気信号に変換されて脳へ―「感覚伝達のメカニズム」 ほか)
第4章 古脳の性=セックス(古脳による生殖機能の調節1―「視索前野と分界条床核‐排卵と性自認」;古脳による生殖機能の調節2―「前視床下部間質核‐3‐性的指向」 ほか)
第5章 新脳の性=ジェンダー(ジェンダーが新脳につくられる―「「ジェンダー」の歴史」;男女で異なる感覚刺激が新脳にジェンダーをつくる―「新脳の人工的な性」 ほか)
著者等紹介
田中冨久子[タナカフクコ]
1964年横浜市立大学医学部卒業。1969年同大学大学院医学研究科(生理学専攻)修了。医学博士。同大学医学部生理学副手、助手、講師、助教授、米国留学などを経て、1985年横浜市立大学大学院医学研究科教授。2004年には横浜市立大学医学部長に就任。専門は生殖生理学、神経内分泌学、脳科学。日本内分泌学会理事・会長(歴任)、日本神経内分泌学会理事・会長、日本生殖内分泌学会理事・会長
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