ここまで知っておきたい債権回収の実務―信用調査から税務問題まで

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502928208
  • NDC分類 324.4
  • Cコード C3032

内容説明

債権回収を行う場合の不可欠の前提である「権利とは何か」から導入して、手形・小切手債権は一般の債権とはどのように違うのか、そして権利の違いによる取扱いを時効の項で改めて再認識させ、そしてその権利をもとにして担保、保証、債権回収という順に解説した。債権回収作業に必須の知識である強制執行、仮差押え、担保権の実行、物上代位、債権譲渡、相続、詐害行為取消権などの法律的事項はもちろん、契約の締結に加えて信用調査、税務問題、債権回収に伴う犯罪にまで網羅し、新破産法についても一章設けた。このほか、平成16年に改正された包括根保証の禁止に関する改正や動産・債権譲渡登記制度、前年に改正された担保・執行法に関する重要な法律の改正も取り入れている。企業の業務担当者の実務手引として、また研修や法科大学院などの教材のひとつとしておすすめする。

目次

債権の基礎知識
債権の担保
契約締結の際の注意点
信用調査
債権回収の手続―権利の実現方法
担保権による回収
信用不安の場合の対処方法
他の債権者に抜け駆けをされた場合の対処方法
債務者の倒産・死亡の場合の対応
債権回収と税金の問題
債権回収と犯罪
新破産法の要点

著者等紹介

永石一郎[ナガイシイチロウ]
昭和18年1月30日生まれ。弁護士、司法研修所民事弁護教官、東京弁護士会倒産法部長、同倫理特別委員会委員長、同知的財産権法部長。日本弁護士連合会倒産法改正問題検討委員、関東弁護士連合会常務理事、東京弁護士会あっせん・仲裁委員会委員長、一橋大学法科大学院特任教授

大坪和敏[オオツボカズトシ]
昭和43年3月25日生まれ。弁護士、日本弁護士連合会民事裁判手続に関する委員会委員
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