アンゾフ 戦略経営論 新訳 (新訳)

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502392900
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、世界中から「戦略経営の父」と賞賛されるH.イゴール・アンゾフの不朽の名作であり、その後の世界的な「戦略経営」研究の基盤となった作品である。

目次

総合的な枠組み
環境の歴史的な展望
予算編成行動のモデル
環境の乱気流のモデル
戦略的な能力
権力
欲求および組織文化
戦略的なリーダーシップ
戦略的な選択のモデル
移行行動
移行行動のもでる
基本的な公理

著者等紹介

アンゾフ,H.イゴール[アンゾフ,H.イゴール][Ansoff,H.Igor]
1918‐2002。応用数学者および企業マネジャーの経歴の持ち主であり、「戦略経営の父」として著名である。ブラウン大学で博士号を取得した後、カーネギーメロン大学経営大学院の創設に貢献し、旧ユナイテッド・ステイツ国際大学(現在はアリアント国際大学)において、17年間にわたり「卓越教授」の称号で教鞭をとった。戦略経営研究の領域における彼の仕事は、同大学のいくつかの研究機関において、現在も引き続き受け継がれている。また、1973年から75年にかけて、さらに77年から83年にかけて、ブラツセルズ(ベルギー)にある欧州戦略研究経営大学院の教授を務めたが、この欧州滞在体験は、仕事のそれ以降の発展にとって重大な意義を持つことになった。その職業経歴を通じて、フィリップス、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ガルフ、IBM、スターリング、ウェスティングハウスをはじめとする多くの多国籍企業に対してコンサルテーションを実施してきた。ますます複雑化し、しかも乱気流が渦巻く企業環境における企業経営に対して、本格型の戦略計画の必要性を認識させた最初の経営の導師(グル)だった

中村元一[ナカムラゲンイチ]
1933年東京都生まれ。現在、松蔭大学大学院・経営管理研究科長兼教授、戦略経営協会会長。56年一橋大学商学部卒業。複数の私立大学の大学院教授を歴任。帝京科学大学名誉教授。96年にジョージア州日米協会から、“Outstanding Japanese for 1995‐96”として指名を受け、“Mike Mansfield Award”を授賞。99年度および2001年度に、「アンゾフ・アウォード」最優秀文献賞を共同授賞

田中英之[タナカヒデユキ]
1936年東京都生まれ。現在、松蔭大学非常勤講師、戦略経営協会副会長。62年東京教育大学理学部数学科卒業。味の素(株)、花王(株)、関西新技術研究所(KRI)、愛知学泉大学経営学部教授を歴任。専門は経営情報、商品開発、戦略経営。併せて、これまでに多数の食品ヒット商品の上市に貢献

青木孝一[アオキコウイチ]
1949年長崎県生まれ。現在、コズミックアート(株)代表取締役、戦略経営協会専務理事。72年東京大学文学部卒業。3年間の就職情報会社勤務の後、編集プロダクション、企画会社経営を歴任。戦略経営コンサルタントとして、コンサルティング活動を展開。併せて戦略経営の研究と教育にも注力。2007年3月より、インテグラル経営研究所の活動を開始。99年に「アンゾフ・アウォード」最優秀文献賞を共同授賞

崔大龍[チェデリョン]
1959年広島県生まれ。現在、大阪女学院大学教授、戦略経営協会常務理事。University States International Universityにおいて、アンゾフ博士のもとで、94年に経営学博士号を取得。日本語・英語・韓国語のトリ・リンギスト。99年に「アンゾフ・アウォード」最優秀文献賞を共同授賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qwel21

1
正直、読むの大変です。でもちゃんと読んでおきたい一冊。なぜなら、ハンパなく広く、深い視点で描かれているから。経営論の根本となる一冊というのはこういうのを言うのだろうなぁ。2009/10/18

いかちょー

0
チャンドラーの「組織(構造)は戦略に従う」に対して、アンゾフが逆を唱えていると聞いたので読んでみた。ある条件下で「組織構造が先行し戦略がそれに追随する」ことがあると述べているのであって、そうあるべしと言っているのではないことがわかった。過去の企業やリーダーシップの分類とパターン化を行ってモデル化しているのだが、一般化しているために抽象度が高く、わかりづらいところが多い。数学的アプローチの部分も、定量化できないパラメータが多く、意味があるのかどうかわからなかった。2010/11/22

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