内容説明
本書は、「業務」と「会計」の接点に着目し、システム設計時に見落としてはならない会計法規を示すことで、開発におけるリスクの軽減を目的としている。今後導入が予定されているIFRSに対応するには、その知識だけではなく、我が国の既存会計制度との関係を理解しておくことが肝要である。そこで本書では、会社法、金融商品取引法、税法、さらにIFRSも包括した会計制度の全体を解説する。
目次
第1章 IFRSとITの関係
第2章 収益認識プロセスに関連する会計制度
第3章 収益認識プロセスの概要
第4章 収益認識プロセスと会計の接点
第5章 IFRSにおける収益認識
第6章 IFRSの改訂状況
著者等紹介
岩谷誠治[イワタニセイジ]
(株)会計意識代表取締役。公認会計士。システム監査技術者。早稲田大学理工学部卒業。株式会社資生堂を経て、朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入社。その後、アーサーアンダーセンビジネスコンサルティングを経て、2001年に独立、岩谷誠治公認会計士事務所を開設。現在は、(株)会計意識代表取締役として会計知識のビジネスへの応用を指導。日経ビジネススクール、みずほセミナー講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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