内容説明
バブル以降に変革を迫られたわが国の企業経営。会計面においても、いわゆる会計ビッグバンといわれる制度の見直しが行われ、新会計基準が制定・改訂されることとなった。本書は、新会計基準のなかから、金融商品会計基準をとりあげ、その実務ポイントと関連する税務の取扱いを、平易に解説するものである。
目次
1 金融商品の会計と税務(金融商品会計基準公表の経緯と必要性;金融資産および金融負債の範囲;金融資産・負債の発生・消滅の認識;有価証券 ほか)
2 金融商品の会計と税務Q&A(適用対象;現物商品に係るデリバティブ取引の処理;他社転換社債の転換による株式の取得価額;小口債権についての譲渡制限 ほか)