出版社内容情報
米国航空宇宙学会賞受賞作品。失敗が許されない極限状態の中、人はどこまで「機械」に任せるのか。史実から未来を見つめる。2008年米国航空宇宙学会賞受賞作品。待望の翻訳。国の存亡やパイロットの生死を賭けた壮大なプロジェクト。失敗が許されない極限状態の中、人はどこまで「機械」に任せるのか。意思決定や最終判断は人が担うのか、「機械」が決めるのか。AIやIoTが一般的になりつつある現代において、人と機械、人とコンピュータはどうあるべきか、史実から未来を見つめる。
デビッド・ミンデル[デビッドミンデル]
岩澤 ありあ[イワサワ アリア]
内容説明
国の存亡、パイロットの生死を賭けた壮大なプロジェクト。失敗が許されない極限状態の中、人はなにをどこまで「機械」に任せられるのか。史実をもとに、アポロ計画における人と機械の関係性を探る。米国宇宙航行学会Emme賞受賞作品。
目次
宇宙開発競争における人と機械
システム時代のショーファーとエアマン
大気圏再突入:X‐15
宇宙のエアマン
爆竹の先端に置かれた頭蓋:アポロ誘導計算機
信頼性向上か、修理か?アポロ誘導計算機
プログラムと人
月面着陸の設計
不具合を隠しもった計算機:アポロ11号
続いた5回の月面着陸
人と機械、未来の宇宙旅行
著者等紹介
ミンデル,デビッド[ミンデル,デビッド] [Mindell,David A.]
マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)技術・製造歴史学科教授、航空宇宙工学科教授、科学技術社会論学科学部長
岩澤ありあ[イワサワアリア]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。訪問研究員として米国パデュー大学航空宇宙工学科短期留学。三菱電機株式会社にて誘導制御系ハードウェア開発に従事。現在、慶應義塾大学大学院研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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