1・2陸技受験教室
無線工学A

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784501322007
  • NDC分類 547.507
  • Cコード C3355

出版社内容情報

   「無線工学A」で学習すべき内容は,通信機器を構成する回路理論からはじまり,送信機,受信機,変復調理論,測定機器,測定方法,各種通信システムまで実に広範囲に及んでいる.そのため,初めて無線技術士の国家試験を受験しようと考えている人にとっては,さてどこから勉強を始めれば良いのか,なかなか手がかりがつかめないというのが実状ではないだろうか. 「無線工学A」の出題範囲を考えるならば,すべてを1冊にまとめるには,知識の羅列に止めるか,または内容を大幅に絞り込むかのいずれかの方法しかない.本書においては後者の方法をとっており,はじめからすべての内容を網羅することは考えていない.その代わり,基礎琴論と試験に率いて重要度の高いものについて解説することを試みた.したがって,他の受験用参考書にはあっても本書に載っでいない内容も多々あり,また,紙数の制約から後に削除した項目もあることをご理解いただきたい.しかし「無線工学A」の全体の流れは押さえることができたと考えている. ここ数年,通信・放送分野におけるデジタル化の波は激しく,旧来のアナログ技術と新たなデジタル技術が混在する状況が続いている.デジタル技術に関する出題が年々増えていることと,受験者にとっての学習の便宜を図る意味で,アナログ技術とデジタル技術の解説はできるだけ分けるように努めた.「デジタル伝送・デジタル変復調」という一章を設けたのは,そのためである. 本書の執筆にあたっlては,第1~7章までは横山が担当し,第8・9章については吉川が担当したものである. 将来の無線従事者を目指す読者諸兄に,本書がそのための一助となれば幸いである.
2001年4月
著者しるす

本書の使い方
第1章 増幅・発振
1.1 増幅回路
 1.2 発振回路
 1.2 マルチバイブレータ
 基本問題練習
第2章 変調・発振
2.1 変調回路
 2.2 復調回路1(AM)
 2.3 復調回路2(FM)
 基本問題練習
第3章 デジタル伝送・デジタル変復調
3.1 PCM通信方式
 3.2 デジタル変調
 3.3 デジタル復調
 3.4 伝送品質と評価
 3.5 符号の誤り検出と誤り訂正
 3.6 ビット誤り率の測定
 基本問題練習
第4章 送信機
4.1 AM送信機
 4.2 FM送信機
 4.3 PM送信機(通話用FM送信機)
 4.4 PDM方式中波AM送信機
 4.5 送信機に関する測定
 基本問題練習
第5章 受信機
5.1 AM受信機
 5.2 FM受信機
 5.3 受信機に関する測定
 基本問題練習
第6章 システム・通信方法
6.1 レーダ
 6.2 速度測定用レーダ(ドップラレーダ)
 6.3 電波航法
 6.4 スペクトル拡散通信
 6.5 FMステレオ放送
 6.6 中波ステレオ放送
 6.7 デジタル移動通信(自動車・携帯電話システム
 6.8 衛星通信システム
 基本問題練習
第7章 テレビジョン
7.1 テレビジョンの基礎
 7.2 文字多重放送
 基本問題練習
第8章 電源雑音
<電 源>
 8.1 電池
 8.2 整流電源
 8.3 安定化電源回路
 8.4 電源装置
 <雑 音>
 8.5 雑音の分類
 8.6 雑音の発生源
 8.7 雑音指数 
 基本問題練習
第9章 無線設備に関する測定
<高周波測定>
 9.1 高周波測定用機器
 9.2 パルス波形の測定
 <送受信機の測定用機器>
 9.3 送受信機の測定用機器
 9.4 マイクロ波帯の測定用機器
 基本問題練習
国家試験受験ガイド
索  引

内容説明

本書は、「無線工学A」の基礎理論と試験において重要度の高いものについて解説している。

目次

第1章 増幅・発振
第2章 変調・復調
第3章 デジタル伝送・デジタル変復調
第4章 送信機
第5章 受信機
第6章 システム・通信方式
第7章 テレビジョン
第8章 電源雑音
第9章 無線設備に関する測定

著者等紹介

横山重明[ヨコヤマシゲアキ]
八戸工業高等専門学校電気工学科卒業。職歴、警察庁関東管区警察局。日本工学院専門学校

吉川忠久[ヨシカワタダヒサ]
東京理科大学物理学科卒業。職歴、郵政省関東電気通信監理局。日本工学院八王子専門学校
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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