出版社内容情報
こがしゅうと氏作品集第5弾「アナタノ知ラナイ兵器5」がついに登場。新規書き起こしイラストも収録しています。ミリタリーイラスト界の風雲児、こがしゅうと氏作品集の第5弾「アナタノ知ラナイ兵器5」がついに登場します。
航空機模型専門誌『スケールアヴィエーション』、艦船模型専門誌『ネイビーヤード』の2誌で掲載されたものも
加筆訂正が加わり、新規書き起こしイラストも収録。
航空機編では局地戦闘機「秋水」や三式戦闘機「飛燕」、五式戦闘機(キ100)など、
海軍編ではこがしゅうと氏が愛してやまない改丁型駆逐艦(橘型駆逐艦)を中心にお送りします。
いずれもこれまでの兵器解説本にはなかった独自の視点でイラスト化したものばかり。
ミリタリーに興味のない人にも愉しめるメカニックイラスト作品集です。
こがしゅうと[コガシュウト]
著・文・その他
内容説明
こがしゅうとがひみつ兵器の数々を語るミリタリーメカニックイラスト集、第5弾。誰も知らないマニアックな世界にアナタを引きずり込む。スケールアヴィエーション、ネイビーヤードなどに掲載された人気連載記事を元に加筆修正加え、さらに描き下ろしイラストも多数収録。
目次
航空機編(三菱 局地戦闘機 秋水;川崎 キ六一 三式戦闘機 飛燕;川崎 キ一〇〇 五式戦闘機)
艦船編(改丁型駆逐艦;四〇口径八九式十二糎七聯装高角砲;二一號電探改三空中線装置)
電波兵器編(九六式空三號無線電信機改二受信機;陸軍車輌無線機丙篇)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
5
「飛燕と5式戦」、「改丁型(橘型)駆逐艦」、「秋水」をフューチャーしたこの巻。あいも変わらず素晴らしいこがしゅうとのディテールに拘ったマニアックな世界が楽しめた。日本は雷撃に全てを賭けていたのだが、大東亜戦争の戦局は「艦隊決戦」等というよりも、対潜能力を向上させた改丁型を最後の駆逐艦として開発せしめた。「潜水艦なるべくぶっ殺すマン」となった改丁型が「潜水艦絶対ぶち殺すマン」の護衛艦に構成が似てきている事を気付かされた。寧ろ海自の護衛艦は橘型の子孫ではないかというのは飛躍でもなんでもないと思う。2018/09/27