パンツァータクティク―WW2ドイツ軍戦車部隊戦術マニュアル

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  • サイズ A4判/ページ数 423p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784499227933
  • NDC分類 396.234
  • Cコード C0076

出版社内容情報

戦車中隊はどのようにして機動し戦い退くか?ドイツ軍戦車部隊の運用法を徹底解説。ドイツ軍戦車部隊の運用原則や作戦指揮の技術は他国のそれを格段に凌ぎ、第2次大戦の最後の数週間になっても、指揮官に勝利を収める得る確信を与えていた。それは現在に至るドイツ連邦軍にほぼそのまま踏襲されるほどの先進性に富み、厳しい実戦における教訓と知識に裏打ちされていた。本書は作戦において実際の中心的役割を担う小隊から大隊のレベルまでの 戦車部隊の運用方法を、戦車大隊長の経験のある著者が現場に即した視点で詳細に解き明かした<戦術マニュアル>である。

内容説明

ドイツ軍戦車部隊の運用原則や作戦指揮の技術は他国のそれを格段に凌ぎ、第二次大戦の最後の数週間になっても、指揮官に勝利を収め得る確信を与えていた。それは現在に至るドイツ連邦軍にほぼそのまま踏襲されるほどの先進性に富み、厳しい実戦における教訓と知識に裏打ちされていた。本書は作戦において実際の中心的役割をになう小隊から大隊レベルまでの戦車部隊の運用方法を、戦車大隊長の経験のある著者が現場に即した視点で詳細に解き明かした“戦術運用マニュアル”である。

目次

第1章 攻撃
第2章 防御
第3章 行軍
第4章 偵察
第5章 指揮統制
第6章 兵站と整備
第7章 協同作戦
第8章 戦車兵の日常
第9章 訓練と射撃法
第10章 戦車戦術―その現在と未来
補遺 戦術用語集

著者等紹介

シュナイダー,ヴォルフガング[シュナイダー,ヴォルフガング][Schneider,Wolfgang]
1951年生まれ。ドイツ連邦軍、機甲部隊の現役士官であるシュナイダー中佐は、主力戦車レオパルト1を装備する戦車小隊、機械化歩兵戦闘車マルダーで構成された機甲擲弾兵小隊、レオパルト1を配備された戦車中隊、ヤグアー戦車駆逐車装備の独立対戦車中隊、およびレオパルト2を主力とする戦車大隊等々で指揮官を歴任。現在ドイツ国防省、陸軍参謀部の戦車調達部において装甲車両の開発業務に従事している。装甲車両をテーマとした数々の発達史や戦闘史を執筆しており、専門図書“Tanks of the World”の編集者でもある。結婚後、3女をもうけ、北ドイツ在住

岡崎淳子[オカザキアツコ]
1961年新潟県長岡市生まれ。明治大学文学部文学科(英米文学専攻)卒業。猫6匹とともに東京都府中市在住

北村裕司[キタムラヒロシ]
1958年生まれ。高知県高知市在住。第二次大戦ドイツ軍の組織、戦歴に造詣が深く、当時の記録写真に対する鋭い考証、とくに人物鑑定には定評がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Panzer Leader

24
戦後生まれのドイツ連邦軍戦車大隊の指揮官であった著者がWWⅡドイツ戦車部隊の戦術マニュアルを現代版にアップデートした400頁を超す大作。内容は攻撃・防御・行軍・偵察・指揮統制・兵站と整備・協同作戦・戦車兵の日常・訓練と射撃法など多岐に渡り、半分位が戦場写真とはいえ戦車マニアの自分でさえ怯む程の圧倒的ボリューム。驚くべきは戦車の性能が飛躍的に向上した現在でさえ本書の原理原則はほとんど有効であるという点。如何にWWⅡドイツ戦車部隊の戦術論が優れていたかが解る。2016/11/22

カラヤ3

4
第2次大戦時におけるドイツ戦車部隊の日常から訓練・攻撃・防御・偵察・指揮統制さらに行軍・平坦と整備までを各項目ごとに記述してあり写真も日本ではあまり目にしないものがありとても興味深かった。活躍の裏にはここに書かれてあるような背景があってこそと納得できた。2021/06/05

畝傍

2
読了。第二次大戦期のドイツにおける(概ね)大隊規模以下の戦術についての戦術マニュアル。自衛隊等で教育を受けたことの無い私でも平易にすらすら読めた。 絶版でありプレミアが付いてしまっているのが難だが、日本語で読める意義は大きいのでは無いだろうか。(英語ペーパーブックなら3,000円程度で買える)2017/11/07

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