内容説明
本書に出てくる動物たちには、小さな点がいくつも隠されています。それらが実は、動物の名前を表わす文字になっているのです。目の不自由な人たちが使う点字というものを、こんなかたちで絵の中に取り込んでみました。小さな小供たちが楽しみながら読んでくれて、点字の存在に気づいてくれれば大成功だと思っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
9
教育出版国語 4年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】 点字の絵本。子どもたちが絵で見て点字ってこうなんだ、と確認できる絵本。クイズになっています。実際の点字は立体的に盛り上がっていますが、こちらは紹介だけなので、この絵本から身近にある点字を探してみてはいかがでしょう?点字ブロックには2種類の形があり、一緒に進めと止まれを確認するのもいいかも?2019/08/04
雨巫女。@新潮部
8
《図書館-通常》点字のことが、よくわかる絵本。2023/08/27
遠い日
6
本当の点字のように小さな粒が盛り上がっているわけではないのですが、点字の点の配列の決まりを五十音順に行で示して、次のページで動物たちのイラストの中に書かれた点字を見て、名前を当てるクイズ付きで学べるようになっています。イラストを見れば動物の名前はわかるのですが、わたしはそれを巻末の一覧表で確認しながらやってみました。2021/04/02