内容説明
出会いの感動といのちの不思議。「ふう」は風。「はな」は花。ふたりのなまえにこめられたすてきな意味は…。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)、『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社/アメリカ、ペアレンツチョイス賞)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
40
4歳5ヶ月2022/02/27
たーちゃん
32
うさぎのふうとはなはたんぽぽ畑へ。そこに集まる虫たちとお話してたんぽぽのことをよく知ることになります。息子も私も可愛い絵に虜になりました。2021/02/28
くぅ
27
2冊続けてたんぽぽの絵本。先にタンポポとは何ぞや?の絵本を読み聞かせしたあとこちらを読んだら「おなじね!」とたんぽぽの絵を指さした息子。繋がったようで何より。綿毛をふぅーっとする場面ではニッコリした息子。やったことあるもんね、覚えてるかな(๑´罒`๑)?(2歳10ヶ月)2020/03/15
ひ ほ
22
出会いの感動といのちの不思議。「ふう」は風。「はな」は花。ふたりのなまえにこめられたすてきな意味は…。 いわむらかずおさん=野ネズミというイメージがあったのでネズミだと思って絵を見ていたのですがやけに顔が丸いなぁと思ってうさぎさんみたいだなぁと思っていたら、のうさぎさんのお話でした。自然の中での命の育みを感じる1冊。いわむらさんは自然の営みについての絵本がとっても素敵ですよね。2014/04/20
遠い日
14
いわむらかずおさんの絵は、やっぱり安心できる。もう、ページを開けば、その世界にくっと入っていける。 ふうとはな、おかあさんのいいつけをよく守って、えらいね。 たんぽぽの全景をすこしずつカメラを退くように、描いていって、ストーリーの核に迫るのも、さすがですね。 ちいさな虫たちがまた、かわいい! いのちがめぐることに、やさしいことばで触れていて、胸があったかくなりました。 2012/05/24