内容説明
現在立法府、行政府、様々な民間諸団体、あるいは新聞・雑誌等でカジノの法制化に係わる議論が活性化しつつある。ただし、議論は拡散し、その政策・制度・実践を包括的に把握し、わが国が考慮すべき選択肢を提示する類書は見当たらない。本当に議論すべき要素は何なのか、政策や制度は何を考慮し、どうあるべきなのか、カジノの実現を考える人たちが問題の本質を正確に理解し、議論の一助になるように、整理し、ご理解いただくための要素を本書は提供する。また、カジノに必ずしも賛成でなくとも、今日各方面で論議されるようになってきたカジノとはどういうものなのか広い視点から正しい知識や理解をえようとされる方にも、本書をぜひ手にとっていただきたい。
目次
第1章 カジノ導入の意義と効果
第2章 カジノをめぐる諸課題と対応策
第3章 あるべき制度と規制のあり方
第4章 カジノの施設計画のあり方
第5章 カジノの事業性について
第6章 日本にカジノができるまで