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証券投資の思想革命―ウォール街を変えたノーベル賞経済学者たち (普及版)

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  • サイズ B6判/ページ数 456,
  • 商品コード 9784492653906
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C3033

内容説明

株式市場の法則を求めて格闘する学者・実務家たちの歴史ドラマ。『リスク』『ゴールド』の著者による全米ベスト&ロングセラー待望の普及版。

目次

諸国民の富の革命
第1部 株式相場の科学的研究の幕開け
第2部 全体と部分:ポートフォリオ理論の発想
第3部 偶然の悪魔:ランダム・ウォークと効率的市場の経済理論
第4部 株の真の価値は何か
第5部 象牙の塔から街へ
第6部 今後の展望

著者等紹介

バーンスタイン,ピーター・L.[バーンスタイン,ピーターL.][Bernstein,Peter L.]
ハーバード大学卒業後、ニューヨーク連銀を経て、空軍大尉として欧州に従軍。戦後、ウィリアムズ大学で教鞭をとった後、1951年投資顧問会社バーンスタイン・マコーレーに勤務。米国内外の大学、機関で幅広い講演経験を持つ。1973年にピーター・L・バーンスタイン社を設立し、機関投資家や事業法人を中心にコンサルティング活動を続ける。1974年から『ジャーナル・オブ・ポートフォリオ・マネジメント』誌の編集長を長年務める

青山譲[アオヤママモル]
1952年京都府に生まれる。1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。同年横浜国立大学経営学部専任講師。1983年横浜国立大学経営学部助教授。1987年ニューヨーク大学経営大学院フルブライト上級研究員。1988年ロンドン大学経営大学院客員教授。1999年1月死去

山口勝業[ヤマグチカツナリ]
1955年生まれ。1979年一橋大学社会学部卒業、1986年イェール大学経営大学院修士。1979年日本長期信用銀行入行。LTCB‐MASインベストメント・マネジメント、長銀投資顧問で株式ファンド・マネージャーを務め、2000年よりイボットソン・アソシエイツ・ジャパン(株)代表取締役社長。2003年より専修大学大学院経済学研究科客員教授を兼務。日本ファイナンス学会理事、日本証券アナリスト協会試験委員。1991年「アクティブ株式運用のためのエキスパート・システム」、2005年「わが国産業の株式期待リターンのサプライサイド推計」で証券アナリストジャーナル賞を2回受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

5
20世紀にアメリカで発達した投資理論の歴史を紐解いた本。サブプライムローン問題で金融工学=悪という風潮が強まっているけれど、必ずしもそうとは言えないなあ、と思わされる。怪しげな理論がまかり通っていた投資の世界に、数学的手法を持ち込んで市場を効率化させた学者たちの功績は大きいんだな、と。2010/10/30

numainu

1
評価C2018/10/31

多分、器用です

1
これを読む人と読まない人とでは、金融市場に関するイメージがまるっきり違うと思う。最終章の象牙の塔から街へってのはまさにその通りの取り組みがこの約100年ぐらいの歴史の中で行われてきた。資産の流動性を高めることがどれほど営為のもとに築かれてきたかが書かれているし、投資は高い確立で資産が増えるものであるということがわかる。そんで、これを読むとオリンパス事件は本当に許されない不祥事だと思う。2013/01/07

naz

1
1992年の出版までの主要な証券投資理論の歴史を追った本。各理論が発見者の人物像とともに物語風に紹介されていて読み易い。モダンポートフォリオ理論、効率的市場仮説、MM理論、ブラックショールズ方程式など。悪名高い(?)ポートフォリオ・インシュランスが現金と先物で作られたで合成プットオプションだったというのは知らなかったので、なるほど!と思った。この本以降の発見は続編「アルファを求める男たち」で紹介されている。2011/05/07

T2T3

0
金融分野に興味がでたのと、金融分野における著作としてお勧めされていたので購入。教科書的に学ぶだけじゃなくて、こういう本で金融工学の歴史について学ぶことはきっと意味があると思う。しかし内容はだいぶ重く、まったくの門外漢が読み進めるのは非常に辛かった。2017/06/28

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