内容説明
売上げを少しだけ伸ばしたいならば、力任せに営業すればいい。しかし、大幅に売上げを伸ばしたいなら「知恵」を使う必要がある。その知恵こそがマーケティングである。マーケティングの基本中の基本となる技術は、「誰に対して」「何を提供して」「どう伝えるか」ということ。本書はここに特化して、マーケティング・プロセスを実務に役立つように解説していく。
目次
第1部 現状を分析する技術(するべきことを見通す;生活者と社会を知る)
第2部 針路を選ぶ技術(課題を発見する;ターゲットを描く;ポジショニングを定める ほか)
第3部 考えを表現する技術(企画を決める;プレゼンテーションを組み立てる)
著者等紹介
山本直人[ヤマモトナオト]
マーケティングおよび人材育成にかかわるプランナー。1986年慶応義塾大学法学部卒業。同年博報堂入社。制作局コピーライター、研究開発局主席研究員(兼)ブランドコンサルティングコンサルタントを経て人事局人材開発担当ディレクター。2004年同社退社。マーケティングスキル、営業能力開発、若年層のスキル開発等を中心とした人材育成、およびブランディングを中心としたマーケティングプランニング等をおこなう。日経広告賞部門賞他受賞。日本広告学会理事
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感想・レビュー
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Q_P_
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常に外部環境の変化をどう活用するかが最も重要。 ブランディングとは顧客を選ぶということ。誰もが喜ぶようにという選択はブランドにとって賢くない。 顧客からの支持の継続こそがブランドの収益の源泉。 送りてが頭のなかでポジショニングをすることは難しくはない。しかし、その位置取りが受け入れられるかどうかは別の問題。 想定したポジションも生活者視点からは全く違った物となる可能性がある。 役立ちの中身、何ができるのかが機能的ベネフィット。役立ってくれた結果、どんな気持ちになるかが情緒的ベネフィット。 顧客にとって意味2016/03/20
粋 ―NICE―
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素晴らしい!よくまとまっている。機会があるごとに読み返したい本。2013/01/08
Taro Akabane
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上司から勧められたけど良くまとまっておる。2012/04/10
Kanou Hikaru
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本棚の整理中・・・ 友人・知人に紹介したい本